デジタルカメラマガジン 2017年9月号選考〈組写真部門〉 組写真部門 選者:小林紀晴 先生

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語らいの橋語らいの橋語らいの橋語らいの橋語らいの橋
カメラ:ソニー α7R  レンズ:ソニー Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS  撮影地:ドイツ ミュンヘン

優秀賞

語らいの橋
作者:とりさん (海外・40歳)

【講評】コメントによれば、ここはミュンヘンとのことです。橋桁に座るさまざま人たち。タイトルの通りここが、まさに「語らい」の場となっています。日本とは時間の流れ、人との距離感が違う気がしました。橋桁に座る友達、恋人、夫婦などが語り合っている風景にとてもドラマチックさを感じます。あたかも鳥が羽を休めているかのようです。さらに橋桁の柱が窓枠効果を生み、背後の風景をより劇的に見せています。どれもきれいですね。橋桁の存在は日常性と関係が薄いだけに、ステージの上のようにも映りました。

<選者からのアドバイスは本誌誌面をご参照ください>

Wire CollectionWire CollectionWire CollectionWire Collection
カメラ:ニコン D500  レンズ:タムロン 16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO  撮影地:大阪府大阪市

準優秀賞

Wire Collection
作者:NEONEOさん (滋賀県)

【講評】電線です。コントラストを極端に高くしているので、あたかも模様のようにも、五線譜のようにも映りました。コメントには「頭上の電線が面白い!」とありました。注意深く観察しています。普段見慣れたものの中にも思わぬ発見はあります。その好例と言えるでしょう。空の調子を飛ばすなど多少の手を加えることにより、まったく違うものに見えだしました。全体を通してリズムがあります。世界はこうして繋がっていると思わせてくれます。すると本来、無機質で味気ないものが急に愛おしく感じられてきます。

君を見守る天井の表情君を見守る天井の表情
カメラ:キヤノン PowerShot D10  レンズ:−  撮影地:北海道苫小牧市

入選

君を見守る天井の表情
作者:sisitouさん (北海道・39歳)

【講評】産まれたばかりの赤ちゃんです。1枚目は足の指先。2枚目は、なんと天井。タイトルに「見守る天井」とあることから、主題は天井にあります。この発想がとても新鮮でした。ただ可愛いだけの写真とは大きく違います。

丘を歩こう丘を歩こう
カメラ:キヤノン EOS 70D  レンズ:キヤノン EF70-200mm F4L IS USM  撮影地:兵庫県神戸市立王子動物園

入選

丘を歩こう
作者:sunlightkさん

【講評】クジャクとシマウマの背中とのことです。「動物たちの背中 小人になって 歩いてみたいな」という作者のコメントがありました。その気持ち、分かります。動物園で動物を撮られた写真は毎回多く応募されてきますが、これまであまり拝見したことのないタイプの写真です。切り口が斬新でした。確かに丘に見えます!

手術入院手術入院手術入院
カメラ:キヤノン EOS 6D  レンズ:コシナ ZEISS Planar T * 1.4/50  撮影地:鹿児島県

佳作

手術入院
作者:隈崎 勇夫さん (鹿児島県・52歳)

【講評】被写体は奥様です。不安な気持ちがよく表現されています。感情を写真に落とし込むことは簡単ではありませんが、抑制された視線の中に感情を感じさせます。特に1枚目が効いています。語らずとも、心境が伝わってきます。

小さな旅小さな旅小さな旅小さな旅
カメラ:ペンタックス K-5  レンズ:ペンタックス DA★16-50mm F2.8ED AL[IF]SDM  撮影地:静岡県富士市

佳作

小さな旅
作者:露木義光さん (静岡県)

【講評】普遍という言葉が、なぜか浮かびました。行ったことがないのに、この感じ、分かるとでもいえばいいでしょうか。多くの人にとって普遍性を伴った「小さな旅」と言えるのではないしょうか。だから共感を覚えるのでしょう。

水路もへっちゃら水路もへっちゃら水路もへっちゃら水路もへっちゃら水路もへっちゃら水路もへっちゃら
カメラ:ニコン COOLPIX S10  レンズ:−  撮影地:群馬県

佳作

水路もへっちゃら
作者:RIN@さん (群馬県・58歳)

【講評】なんだか漫画を見ているような面白さがあります。水路を歩く黒猫と傍観する茶色い猫、犬との会話が聞こえてきそうです。「お前らも俺みたいに水の中に入ってみろよ!」なんて言っているかのようです。そんなオラオラ感満載です(笑)。

光の記憶光の記憶光の記憶光の記憶光の記憶光の記憶
カメラ:富士フイルム FUJIFILM X-E2  レンズ:富士フイルム XF35mmF1.4 R  撮影地:神奈川県

佳作

光の記憶
作者:katsucameraさん (神奈川県・46歳)

【講評】どの写真にも一筋の光が差し込んでいます。あるいはこぼれています。光があることによって、何気ない光景に情感があふれてきます。写真は当然ながら光がないと撮れません。でも光だけでは撮れないことに気付かせてくれもします。影と闇の存在が、実は光を際立たせます。

ハノイ、通りすがりの夜に鳴るハノイ、通りすがりの夜に鳴るハノイ、通りすがりの夜に鳴るハノイ、通りすがりの夜に鳴るハノイ、通りすがりの夜に鳴る
カメラ:リコー GR  レンズ:−  撮影地:ベトナム ハノイ

佳作

ハノイ、通りすがりの夜に鳴る
作者:daiTさん (福岡県・27歳)

【講評】気になるスナップでした。妙な抜け感があるからです。それが新鮮に映りました。気軽に力を抜いて撮影しているように見えて、実はかなり計算して、足元だけを撮られている印象を覚えました。バイクが唐突なかたちで人の中に割り込んでいく。そこが新鮮です。


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