D3:ニコン(nikon)

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早朝の川霧①

カメラ: D3

レンズ: AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

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ニコンD3緊急レビュー(10/12):シーン認識システム

1,005分割RGBセンサーをAE、AWBからAFにまで活用。被写体の色調を足掛かりにAFポイント選択精度や被写体追随性を向上

公開日: 2007年09月10日

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ニコンD3緊急レビュー(10/12):シーン認識システム

公開日: 2007年09月10日

1,005分割RGBセンサーをAE、AWBからAFにまで活用
被写体の色調を足掛かりにAFポイント選択精度や被写体追随性を向上

 従来のD2Xsでは、本来は被写体の露出決定を行う1,005分割RGBセンサーを、AEだけでなくオートホワイトバランス時の環境光分析にも利用していたが、今回はこれをさらに発展させ、撮影前から被写体の色情報や輝度情報を取得して被写体の状況を解析し、AE、AWB、そしてAFにまでその活用範囲を広げたものがシーン認識システムだ。
 具体的にはAF関連では、オートエリアAFモード設定時には人物の肌色を認識して、人物を空や背景などと区別し、画面手前や奥に別の物体がある場合にもカメラが人物を自動認識してピントを合わせることができる。また被写体の動きに追随する際は、ユーザーが指定したフォーカスポイントで捕捉した被写体の色情報を検出し、被写体の動きを画面内の平面方向に追跡して、フォーカスポイントを自動的に移動させる「3D-トラッキング」モードに連動している。
 AWBへの応用では、撮影前から撮影シーンの光源を解析し、撮影されるシーンの補正情報をあらかじめ取得。実際の撮影データから得られた補正データと合わせて光源情報のデータベースを参照することで、AWBの精度を向上させている。これによって、D3ではD2シリーズで採用されていたボディ頭頂部の環境光センサーは廃止された。

1,005分割RGBセンサー

1,005分割RGBセンサー シーン認識システムでは測光用の1,005分割RGBセンサーを利用して従来のAE、AWBに利用するだけでなく、AFの被写体情報の分析にも利用している。被写体の色をとらえて追尾する機能や人間の肌色を認識して人物を優先して自動的にピントを合わせる技術などが搭載された。

 

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ニコンD3緊急レビュー(11/12):ライブビュー

公開日: 2007年09月10日

用途によって使い分けできる2種類のライブビューモード
「手持ち撮影」「三脚撮影」いずれの場合もAFが可能に

 今回同時発表された「D3」「D300」には、ともにニコン初のライブビュー機能が搭載された。ライブビューモードに移行するには、ボディ上面左にある動作モードダイヤルをライブビューポジションにセット、シャッターボタンを押す。ニコンのライブビューモードには手持ち撮影モードと三脚撮影モードの2種類があり、手持ち撮影モード時はミラーダウンを伴う通常の位相差検出方式のAFが採用され、三脚撮影モードではコンパクトデジタルカメラと同じコントラスト検出方式のAFが採用されており、いずれの場合もAFを可能にしている。いずれのライブビューモードでも高速連続撮影に対応しており、ドライブモードの選択が可能だ。
 ライブビューの手持ち撮影モードでは、シャッターボタン半押しでまずAF動作が行われ、全押しでライブビュー画面が表示される。そこでいったんシャッターボタンから指を離して画面を見ながら構図を整える。再びシャッターボタンを半押しにすると画面は消え、ミラーアップしてAF動作を行う。ここでボタンから指を放すとライブビューモードに復帰するが、この間ミラーは上下するものの撮影はできていないので注意が必要だ。撮影を行うには、シャッターボタン半押しでAF動作を行った後に、ライブビュー画面なしの状態でシャッターを全押ししてようやく撮影が行われる。撮影後はライブビューモードに自動復帰しないので、ライブビューを行うには再びシャッターボタンを押す必要がある。ライブビューモードでは動作が複雑になりがちであるが、この場合も動作が複雑でわかりにくい。特にフィニッシュ時にシャッターボタン半押し状態で画面が見られないのはシャッターチャンスを考える上で少々疑問だ。ライブビュー表示は明るさに応じて絞り込まれた状態で行われるようで、プレビューボタンには反応せず、開放時のぼけや絞り込み時の被写界深度は確認できない。露出補正の効果も反映されないので注意する必要がある。
 一方、三脚撮影モードでは、ライブビュー画面表示は絞りを絞り込んだ実絞り状態で表示される。そのためいちいちプレビューボタンを押さなくても常時被写界深度が確認できる。AFは中央にフォーカスエリアが表示されるのでこれをマルチセレクターで任意の位置に動かし、AF-ONボタンを押すことで行う。AF動作はコントラスト検出方式なので位相差検出方式ほど速くはないがなかなか正確だ。ただマニュアルでピントを合わせたい場合は、絞りが絞り込まれた状態なので被写界深度が広くてピントのピークがつかみにくい。絞りを開放にセットすれば合わせやすくなるが、ピントを合わせるたびに絞り値を替えるのは面倒だ。また、シャッターボタン半押し状態からのレリーズは可能だが、シャッターボタンを押し込むとミラーダウン、ミラーアップ、シャッター走行、ミラーダウンの手順を踏むのでややもどかしい。この場合もライブビューモードへの自動復帰はなく、露出補正の効果は反映されない。

ライブビューモード選択

ライブビューモード選択 ニコンのライブビュー方式は、「手持ち撮影モード」と「三脚撮影モード」の2種類から選択する。

レリーズモード

レリーズモード ライブビュー中の動作モードは「レリーズモード」として3種類から選ぶことができ、高速連写も選択可能だ。

手持ち撮影 手持ち撮影時のライブビュー画面には、ファインダーと同じ51点のAFエリアが表示される。[info]ボタンを押すとグリッド表示などに切り替えが可能だ。手持ち撮影モードの画面表示は常時明るさに応じて絞り込んだ状態で行われているようで、絞り値をF1.4にしてもぼけ味を確認することはできないし、プレビューボタンにも反応はない。

手持ち撮影:基本画面

基本画面

手持ち撮影:グリッド表示画面

グリッド表示画面

手持ち撮影:絞り開放F1.4時

絞り開放F1.4時

ライブビュー時の画面の拡大は6段階で最高10倍までの拡大が可能だ。MF時のピント合わせは明るさに応じて絞り込まれた状態で行うことになる。

手持ち撮影:拡大画面

拡大画面

手持ち撮影:拡大最大画面

拡大最大画面

 

三脚撮影 三脚撮影モードでは、AFはコンパクトデジタルカメラと同じコントラスト検出方式なので、画面の任意の位置にAFポイントを持っていくことができる。中央の緑枠がフォーカスエリアで、マルチセレクターで移動する。[info]ボタンでグリッド表示などが可能なのは手持ち撮影モードと同じだ。三脚撮影モードの表示は実絞りで行っているので、絞りを開ければ開放時のぼけも確認できる。

三脚撮影:基本画面

基本画面

三脚撮影:グリッド表示画面

グリッド表示画面

三脚撮影:絞り開放F1.4時

絞り開放F1.4時

三脚撮影時の拡大表示も6段階で最大10倍までというのは同じだが、AFエリアがそのまま拡大される。枠の色はピントが合っていない場合やAF作動中は赤色で表示され、ピント合わせが完了するとグリーン色になる。

三脚撮影:拡大画面

拡大画面

三脚撮影:拡大最大画面・ピント合焦前

拡大最大画面・ピント合焦前

三脚撮影:拡大最大画面・ピント合焦後

拡大最大画面・ピント合焦後

 

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ニコンD3緊急レビュー(12/12):そのほかの機能、まとめ

公開日: 2007年09月10日

撮影情報表示

撮影情報表示 撮影待機状態で[info]ボタンを押すと撮影情報を3.0型の大画面で表示することが可能だ。ライブビュー中は当然使用できないが、通常撮影時は三脚に取り付けた場合など、かなり便利である。

ホワイトバランスの微調整

ホワイトバランスの微調整 従来のホワイトバランスの微調整は色温度方向(アンバーとブルー方向)のみであったが、マゼンタとグリーン方向の補正も可能になった。蛍光灯などの人工光下で威力を発揮する。

アクティブD-ライティング

アクティブD-ライティング 従来からのD-ライティングの機能は、撮影後の画像のシャドーとハイライトを調整する機能であったが、「アクティブD-ライティング」機能は、撮影前に「強め」「標準」「弱め」から効果を選び、撮影時にD-ライティングと同じ効果を得ようとするものだ。これによって単純にダイナミックレンジを拡張する方式とは異なり、各階調のコントラストを保ったままハイライト部やシャドー部の階調を整え、白飛びや黒つぶれを抑えることができる。

デジタル水準器機能

デジタル水準器機能 今回のユニーク機能の一押しがこのデジタル水準器だ。メニュー項目のセットアップメニューに水準器表示の項目がある。これを表示すると航空機のジャイロのようなアニメーションが表示され、左右の水平をとることができる。プロの撮影では、水平垂直をとることが基本となるが、従来は外付けの水準器などに頼るほかなかった。しかしこの機能のおかげで、少なくとも左右の水平方向は合わせることができるので便利である。しかし、左右の水平方向が合わせられれば当然垂直(前後方向の水平)も合わせたくなるもの。欲をいえば前後方向の水平も取れれば申し分なかったと感じた。

HDMI出力対応

HDMI出力対応 側面のインターフェース部を開けると従来からのUSB端子、オーディオビデオ出力端子、DC入力端子のほか新たにHDMI端子が加わっている。デジタルテレビ放送が始まり、ハイビジョンテレビもかなり普及してきているが、なぜかデジタル一眼レフのAV端子はアナログ仕様のままであった。考えてみれば高画質の得られるデジタル一眼レフだからこそ、ハイビジョンテレビの高精細画像で再生したいと思うのは当然のことだ。このような一見細かな部分にまで力を入れてきたニコンの姿勢は称賛に値する。

HDMI設定

HDMI設定 デジタルテレビの入力解像度に応じて、解像度を指定することができる。

メモリーカードスロット

メモリーカードスロット 従来のD2シリーズの不満の1つはメモリーカードスロットが1基しかなかったことだ。これを解消すべく、今回はCFカードのダブルスロットを搭載してきた。特に高速な通信規格であるUDMA対応カードでは従来の約4倍に相当する35MB/sの高速書き込みが可能だ。また、両スロットにカードを挿入した場合は、「順次記録」「バックアップ記録」「RAW+JPEG分割記録」という多彩な書き込みモードに対応している。

画像記録モード選択画面

画像記録モード選択画面 撮影メニューにある「画像記録モード」では、カードスロットを2基使用した場合の記録方法を設定することができる。「順次記録」は1枚目のカードがいっぱいになったら順次次のカードに記録するモード、「バックアップ記録」は同じ内容を2枚のカードに同時記録するモード、「RAW+JPEG分割記録」はRAWデータを1枚のカードに、JPEGデータはもう1枚のカードに振り分けて記録するモードだ。

画像コピー

画像コピー カード間のデータのコピーは、再生メニューにある「画像コピー」で設定する。全画像をコピーすることもできるし、画像を選択してコピーすることもできる。

バッテリー

バッテリー バッテリーは従来と同じLi-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL4aを使用し、D2系と完全互換を実現した。

 

オーバービュー編まとめ

 今回このレポートの執筆にあたって、短期間ではあったがD3の評価機材を借りることができた。ペンタ部分が大きく盛り上がった外観デザインの迫力もさることながら、FXフォーマットで9コマ/秒、DXフォーマットでは11コマ/秒を実現した撮影パフォーマンスはもはや完ぺきな撮影マシンともいうべきレベルに達している。今回借りることができた機材は実写テストはまだNGであったが、動作確認中の拡大画像を見ても、新開発の35mmフルサイズ・1,210万画素のCMOSイメージセンサーの実力はかなりハイレベルなものと期待でき、ISO感度6400域が常用可能というのもうなずける内容であったことを付け加えておこう。また今回紹介した新AFシステムや画像処理システムなども実用的なものが多く、その効果が期待されるが、これらの実力についても評価機材が整い次第に後日レポートしたいと思う。
 思えば最近のスポーツ報道を中心とするプロの間では、圧倒的にキヤノン機が支持されていたが、この「D3」の登場がその勢力図に少なからず影響を与えることはまず間違いないだろう。長年カメラメーカーとしてはライバル関係にあった両社であるが、今再びプロ機の分野で競い合う時が来た。両者がしのぎを削り、カメラが進歩すれば写真を愛するユーザーとしてこれほどうれしいことはない。

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ニコンD3緊急レビュー(7/12):メカニズム

公開日: 2007年09月07日

レリーズタイムラグ37ms、起動時間も約0.12秒を達成
シャッターの耐久性はD2Xsの2倍となる、約30万回に

 9コマ/秒や11コマ/秒の高速連写は、まさにすさまじいといった表現がぴったりであるが、これは当然、映像エンジンの高速化だけでなく、ミラーやシャッターチャージのメカニズムの後ろ盾があって初めて実現するスペックだ。特にDXフォーマット時の11コマ/秒は可動式ミラーを採用している一眼レフカメラ(フィルムカメラを含む)で過去最速のスペックとなる。
 同時にレリーズタイムラグはメカニズムの限界とまでいわれる37ms(D2Xsと同等)を達成し、起動時間も約0.12秒と従来よりもさらに短縮された。これほどまでのハイパフォーマンスが実現されると、シャッターの耐久性も気になるが、「D3」ではシャッター羽根の素材を従来のケブラー繊維のみからケブラー繊維+炭素繊維とすることで耐久性を大幅アップ。D2Xsの2倍となる、約30万回のレリーズを可能にしている。

シャッターユニット

シャッターユニット シャッターユニットは自社開発であり、シャッター羽根は炭素繊維+ケブラーのハイブリッド新素材。実装状態で30万回ものレリーズテストをクリアする高耐久がウリ。安定した精度を確保するためにシャッターモニターも搭載されている。

カードスロット

カードスロット カードスロットは、CFカードを2枚装着できるダブルスロット方式を採用。1枚目・2枚目に順番に記録していく[順次記録]、1枚目・2枚目に同時に記録していく[バックアップ記録]、1枚目・2枚目にRAWとJPEGを分けて記録していく[RAW+JPEG分割記録]が選べる。

 

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ニコンD3緊急レビュー(8/12):ファインダー

公開日: 2007年09月07日

視野率100%、ファインダー倍率0.7倍の見やすいファインダー
クロップモードで「DXフォーマット」「5:4モード」が設定可能

 ファインダーをのぞくとフルサイズならではの広大な視野が得られ、大変気持ち良い。視野率は当然100%を確保しているが、ファインダー倍率は0.7倍と比較的平凡で、この数値は35mmフルサイズのファインダーとしては平均的なものだ。同社はフィルムカメラの「F6」では0.74倍の大きなファインダー視野を実現しているだけにこの部分は少々残念。
 この影響もあってクロップモードのDXフォーマット使用時には、画面の周囲がかなりマスキングされ、ファインダー視野はかなり狭く見えてしまうので、クロップモードについてはあまり使い勝手が良いとはいえなさそうであった。

DXレンズ自動切り換え

DXレンズ自動切り換え DXレンズ装着時は自動的にDXフォーマットのクロップモードへ移行する。手動で切り替えるようにすることもできる。

撮像範囲設定

撮像範囲設定 撮像範囲の設定項目によって、デフォルトのフルサイズのほか、DXフォーマットとアスペクト比5:4のクロップモードを指定できる。

ファインダー実画面 クロップモードの設定によって、ファインダー表示では画面に映らない部分をマスキングして表示する。5:4モードでは左右がマスクされ、DXフォーマットモードでは周囲が大きくマスクされる。構造上仕方ないことではあるが、DXモードでは画面部分がかなり狭くなってしまう。

ファインダー実画面:FXフォーマットモード

FXフォーマットモード

ファインダー実画面:5:4クロップモード

5:4クロップモード

ファインダー実画面:DXフォーマットクロップモード

DXフォーマットクロップモード

 

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ニコンD3緊急レビュー(9/12):AFシステム

公開日: 2007年09月07日

世界最多・51点測距のマルチCAM3500FXモジュールを採用
被写体の色情報・輝度情報をもとに自動追尾する3D-トラッキング

 AFシステムには新開発の世界最多・51点測距のマルチCAM3500FXオートフォーカスモジュールが採用され、システムを一新している。AFポイント51点のうち中央の15点がF5.6対応のクロスセンサーで、AFポイントの選択は51点すべてで可能であるが、測距ポイントを11点に限定したモードにも対応している。さらに今回の目玉機能は、AF-Cモード時において測光用の1,005分割RGBセンサーを利用して最初にフォーカスポイントを置いた被写体の色情報や輝度情報を分析、移動する被写体を画面内で自動追尾する3D-トラッキング機能が実現されたことだ。これは飛翔する鳥などの、動きが速く一定のフォーカスポイントで追随するのが難しい被写体に対して、追随性能を根本的に改善する可能性がある注目の機能となるだろう。またオートエリアAFモード時には、特に画面内の人物を優先して抽出しピントを合わせることも可能にしている。

AFポイント配置図

AFポイント配置図 世界最多となった51点のAFポイントはD2Xsの11点の測距ポイントの間隔をすべて測距ポイントで埋めるようなレイアウトをとっている。中央の15点がF5.6対応のクロスセンサーだ。

AF点数切り換え

AF点数切り換え AF点数は全51点と、11点の切り替えが可能だ。11点のレイアウトはほぼD2系の11点測距ポイントと同じになる。

3D-トラッキング

3D-トラッキング シーン認識システムの導入によって、ダイナミックAFエリアモードに「3D-トラッキング」が追加された。任意の測距ポイントでとらえた被写体は色情報などで区別し、画面内を移動してもAFポイントが自動追尾する。

AF微調節機能

ニコンのAFは比較的動作が安定していて、ピントが大きくずれるという話は聞かないが、それでも撮影者の使用状況や好みに応じてピント位置を微調整できればそれに越したことはない。そのため今回初めて「AF微調節」の機能が導入された。調節は個々のレンズごとに設定可能で、各自の好みに応じてかなり細かな部分の調節が可能だ。

AF微調節機能:AF微調節画面

AF微調節画面

AF微調節機能:個別レンズの登録

個別レンズの登録

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ニコンD3緊急レビュー(1/12):フルサイズの頂点「D3」、APS-Cの頂点「D300」

公開日: 2007年09月06日

D3
 
ニコン
D3 ボディ
◎発売日 : 2007年11月予定
◎標準価格 : オープンプライス
◎予想実勢価格 : 58万円前後

 
D300
 
ニコン
D300 ボディ
◎発売日 : 2007年11月予定
◎標準価格 : オープンプライス
◎予想実勢価格 : 23万円前後

 
杉本利彦

杉本利彦

1961年大阪府生まれ。千葉大学工学部画像工学科卒。現在は建築写真を中心としたコマーシャルフォトに携わっているが、デジタルカメラやフィルムカメラに造詣が深く、関連書籍の執筆活動も精力的に行っている。
 

デジタル一眼レフの新世紀を開く
フルサイズ規格「ニコンFXフォーマット」

 2007年8月23日、東京・千代田区・東京会館にてニコンのデジタル一眼レフ新製品の発表会が行われた。注目の新機種は同社初の35mmフルサイズ機となる新開発1,210万画素のCMOSイメージセンサーを搭載した「D3」と、新開発APS-Cサイズ・1,230万画素のCMOSイメージセンサーを搭載した「D300」の2機種であった。
 これらの2機種は「D3」が35mmフルサイズを意味する「ニコンFXフォーマット」のフラッグシップ機、「D300」は従来からの「ニコンDXフォーマット」のフラッグシップ機としてそれぞれ位置付けられ、今後のニコンのブランドイメージを引っ張ることになる。それでは、まずは注目のフルサイズ機「D3」から新製品の詳細を解説していこう。

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ニコンD3緊急レビュー(5/12):画像処理コンセプト「EXPEED」

公開日: 2007年09月06日

従来比4倍の階調数の14bit・A/Dコンバーターを採用
高度な「画作り」のコンセプトを「EXSPEED(エクスピード)」と命名

 イメージセンサーから12チャンネルで読み出されたデータは、従来比4倍の階調数となる14bit・A/Dコンバーターによってデジタル化され、16bitベースで処理される。「D3」にはこの大容量のデータをFXフォーマットで9コマ/秒、DXフォーマットでは11コマ/秒で処理可能な超高性能映像エンジンが搭載された。これは従来のD2Xsの約4倍の処理が可能なDSP、DDR2・SDRAMが採用されメモリーアクセスが従来の約2.5倍に向上したバッファメモリー、メモリーカードへの記録速度もUDMA対応カードを使用すれば従来の約4倍となる約35MB/秒書込み速度が実現するなど、映像エンジン周辺まで含めた全体の総合力によってこれを可能にしている。連続撮影可能枚数はUDMA対応カード仕様時で、FXフォーマット/JPEG/L/Nomal時で約70コマ、FXフォーマット/RAW(12bit)で約20コマ、FXフォーマットRAW(14bit)で約14コマとなっている。
 また今回の映像エンジンは非常に多機能で、通常の画像処理はもちろん、高度なノイズリダクションや倍率色収差の補正機能などを撮影時の機能として盛り込むなど画像処理技術の向上も目覚ましい。そこで、ニコンではこのような高度な画像処理や映像エンジンによるいわゆる「画(え)作り」のコンセプトを新たに「EXSPEED(エクスピード)」と命名。今後リリースされる機種に同様のコンセプトを順次導入して行くことになっている

新画像処理コンセプト「EXSPEED」

新画像処理コンセプト「EXSPEED」 「EXSPEED(エクスピード)」は単なる映像エンジンのチップ名ではなく、画像処理ソフトから映像エンジンを含めたニコンの「画(え)作り」のコンセプトの名称だ。今後発売される機種に順次搭載される予定だ。

画質モード

画質モード 画質モード設定では、RAW、TIFFとJPEG画質のFINE、NOMAL、BASICのいずれか、またはRAW+JPEG画質のいずれかを選択する。JPEGの画像サイズは別途指定する。各画質モードでの細かな連続撮影枚数などは現時点では非公開だ。

JPEG画像サイズ設定

JPEG画像サイズ設定 JPEGの画像サイズは撮影メニューにある「画像サイズ」であらかじめ設定しておく。この場合はFXモードでの設定であるが、5:4モード、DXモードでも3段階から選ぶことができる。

マグネシウムボディ

RAW記録 撮影メニューの「RAW記録」ではRAWデータの記録bit数を選択することができ、14bitで記録可能になった。

 

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ニコンD3緊急レビュー(4/12):イメージセンサー

公開日: 2007年09月06日

ニコンユーザー待望の35mmフルサイズ・イメージセンサーがついに実現
ISO感度6400域を常用感度にする超高感度域の低ノイズ特性
12チャンネル読み出しによりデジタル一眼レフ最速の11コマ/秒を実現

 次に新開発のイメージセンサーであるが、ニコンユーザー待望の35mmフルサイズのイメージセンサーがついに現実のものとなった。かつてニコンの開発者は、フルサイズの研究はしているが当面は発売予定はないと言及していたので、登場が意外に早いと思ったユーザーも多いかと思うが、やはりAPS-Cサイズのイメージセンサーの限界を考えると35mmフルサイズの選択は必然の成り行きであり急務であったのだと思う。
 この新しいニコンFXフォーマットのイメージセンサーはニコン独自開発によるもので、CMOS方式を採用している。画素数は1,210万画素、画素ピッチは8.45μmと現行の35mmフルサイズ機では最も余裕がある画素ピッチを持つ。せっかくのフルサイズなので通常ならもう少し多画素を狙うのが普通であるが、ここはあえて画素数を抑えて、画質面を重視した結果であろう。これによってセンサー自体が非常に高いSN比と広大なダイナミックレンジを確保しているのに加え、従来から培われた各種ノイズリダクションの技術によって、ISO感度200~6400域までを常用感度域にできたという。また、カスタムファンクションで設定する拡張モードHi2では従来のカメラでは未体験のISO感度25600の超高感度設定も可能にしている。
 しかも、このイメージセンサーでは高感度特性を改善してきただけではない。12チャンネルにも及ぶ高速並列読み出しによって、12.1メガピクセルでは9コマ/秒、DXレンズ装着時に自動切り替え可能なクロップモードのDXフォーマットではデジタル一眼レフ最速の11コマ/秒を実現した。また、要望が多かった5:4のクロップモード対応や、ニコン初のライブビューモードも可能にするなど、多機能性も備えている。
 しかしながら、同時発表のD300では搭載されたイメージセンサーのゴミ対策であるイメージセンサークリーニング機能には、なぜかD3は対応していない。他社の35mmフルサイズセンサーを搭載したモデルでは、イメージセンサーとシャッターの距離が接近してしまい、イメージセンサーのゴミが目立つ傾向にあるのでそのあたりはやや心配な点だ。

イメージセンサー

イメージセンサー 新開発の35mmフルサイズ(ニコンFXフォーマット)・1,210万画素のCMOSイメージセンサー。ニコン独自開発のイメージセンサーとしては初のCMOS方式を採用。ISO感度6400を可能にした優れた高感度特性と、広ダイナミックレンジを実現している。また12チャンネル並行読み出しによる高速読み出しや、DXフォーマットとアスペクト比5:4のクロップモードに対応したり、ライブビューを実現したりと、多彩な機能に対応している。

ISO感度設定 上端

ISO感度設定 上端 ISO感度200~6400の超高感度までを常用感度とし、それ以上はHi1がISO感度12800相当、Hi2は一眼レフ未体験のISO感度25600相当となる。

ISO感度設定 下端

ISO感度設定 下端 ISO感度200では感度が高すぎるという場合にも、Lo1ポジションに設定すればISO感度100相当の撮影も可能になる。

 

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ニコンD3緊急レビュー(3/12):ボディデザイン

公開日: 2007年09月06日

イタリア・カロッツェリアの雄、ジウジアーロのコンセプトデザイン
ボディ外装だけでなく、シャーシやミラーボックスにもマグネシウムを使用
接合部分の徹底したシーリングによって高い防塵防滴性能を実現

 「D3」のボディのコンセプトデザインは今回もイタリアのジウジアーロに依頼。初期のイタリアらしい斬新なデザインモックからニコンデザインとの融合が図られ、現在の形にまとめられたという。グリップから背面に至る基本デザインはD2Hs/D2Xsのデザインの流れを継承しているが、35mmフルサイズの採用で大きく張り出したペンタプリズム部のデザインが印象的で、いかにもジウジアーロ&ニコンらしい。またどことなく同じ35mmフォーマットのフィルムカメラ「F5」や「F6」のイメージがオーバーラップする。背面モニタ-には視野角170度、92万ドットの高精細3.0型の大型液晶パネルが使用されているが、デザイン性を犠牲にすることなく自然な形でまとめられている点が素晴らしい。また細かな部分では、従来水平にレイアウトされていたメインとサブの両コマンドダイヤルが、より指先にフィットするようにわずかに傾けられ、操作性の向上に一役買っていることも取り上げておこう。
 ボディ外装には当然ながら軽量かつ堅牢なマグネシウムを使用しているが、「D3」ではボディ外装だけでなく、内部シャーシやミラーボックスにもマグネシウムを使用し、カメラ全体の剛性と信頼性をアップしている。また、フラッグシップ機としては当然要求される防塵防滴構造を採用、Oリングなどによる接合部分の徹底したシーリングによって高い防塵防滴性能を実現している。重量は1,240g(バッテリーを除く本体のみ)とデジタル一眼レフ最重量級となり、D2Xsの1,070gからはだいぶ重くなっているが、その分中身が詰まっていると納得できれば苦にならないだろう。

ボディ正面

ボディ正面 グリップ部分から下はD2Hs/D2Xsのデザインの流れをほぼ継承しているが、大きく張り出したペンタプリズム部分が印象的だ。頭頂部のV字形のアクセントラインも力強さを強調している。フィット感を重視してサブコマンドダイヤルがやや斜めにレイアウトされていることもわかる。また、正面右下部分にはFXのロゴが見える。

ボディ背面

ボディ背面 液晶モニタ-が3.0型に大型化されているが、デザインの基調はD2Hs/D2Xsを継承し、操作性にはほとんど変化はない。主な変更点はマルチセレクターの中央にセットボタンが追加されたこととAF-ONボタンとAE-L/AF-Lボタンの間隔が広がって、より区別しやすくなったくらいで、変更は最小限にとどめられている。

ボディ側面(インターフェース側)

ボディ側面(インターフェース側) 側面から見ると、やはりペンタプリズム部分が大きく張り出していて、交換式のファインダーを採用していた時代を思い出す。こんなところにもニコンのデザインの一貫性を見ることができる。

マグネシウムボディ

マグネシウムボディ ボディ外装は当然ながら、内部のシャーシやミラーボックスに至る主要な構造部分にまでマグネシウムを使用。軽量化と同時に強靭なボディ剛性を得ている。

 

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D3のマガジン記事

ニコンD3緊急レビュー(2/12):35mmフルサイズ機の核心

公開日: 2007年09月06日

35mmフルサイズ時代に向けたニコンからの回答、「D3」
ISO6400を常用化するFXフォーマット・1,210万画素CMOSセンサー
FXフォーマット9コマ/秒、DXフォーマット11コマ/秒の圧倒的な撮影力

 1999年の「D1」でデジタル一眼レフのプロ機の世界を切り開いたニコンであるが、その後の歴代のフラッグシップ機、D1H/D1X、D2H/D2X、D2Hs/D2Xsでは、スペックや高感度設定時の画質面でライバルメーカーに水をあけられ、プロへのセールス面では正直苦戦を強いられてきた。これは、イメージセンサーサイズをAPS-CサイズのDXフォーマットにこだわった結果、どうしても画素数と画素ピッチの関係で性能面での限界が露呈してしまっていたことが主な原因と推測される。そのため、おそらく今回の「D3」を開発するにあたって従来との継続性を維持するDXフォーマットを選択するか、画質を最優先して新たなフォーマットを打ち出すかは非常に大きな問題であったはずだ。しかしその回答は後者であり、新たに35mmフルサイズに相当する「ニコンFXフォーマット」が誕生した。
 「D3」では単に35mmフルサイズを選択したというだけでなく、フラッグシップ機にふさわしいデジタル一眼レフとして最高速の最高11コマ/秒(DXフォーマット時)の高速連写性能と、ISO感度6400を常用感度とする優れた高感度特性、映像エンジンと処理のアルゴリズムを含めた包括的な画像処理のコンセプトである「EXPEED(エクスピード)」の導入、直感的な仕上がり設定の可能なピクチャーコントロールシステム、世界最多51ポイントAFシステムとシーン認識システム、高精細・広視野角の3.0型液晶モニタ-、ライブビューモード、CFカードのダブルスロット、HDMI(デジタルハイビジョン)対応出力端子の装備など、メカニズムはもちろんそれらを最大限に生かしたシステムコントロールの新しいノウハウが随所に導入されている。それではディテールについて見ていこう。

D3センサー

D3センサー 35mmフィルムの画面サイズに準じた撮像サイズ(36×23.9mm)を実現した「ニコンFXフォーマット」のCMOSセンサー。「FXフォーマット(36×24)」「5:4(30×24)」「DXフォーマット(24×16)」の3種類の撮像範囲に対応し、有効画素数は12.1メガピクセル。

D3基板

D3基板 ニコンの画作りと画像処理の思想、ノウハウを集大成したデジタル画像処理コンセプトは「EXPEED(エクスピード)」と名付けられた。その「EXPEED」のロゴがしるされたチップを中央に配置したD3の基板。12.1メガピクセルで約9コマ/秒、5.1メガピクセルで約11コマ/秒の高速連続撮影が可能。

D300センサー

D300センサー D300に搭載された撮像素子は、従来からのニコンデジタルのフォーマットである「ニコンDXフォーマット」の12.3メガピクセルのCMOSセンサー。デジタル一眼レフ上位モデルの最新のトレンドである14bit・ADコンバーターを内蔵して、広ダイナミックレンジの出力を可能にしている。

D300基板

D300基板 D300の基板も中央の「EXPEED」のロゴがしるされたチップが印象的だ。別売りのマルチパワーバッテリーパック「MB-D10」を装着することで、約8コマ/秒のコマ速を実現する高速撮影能力(連続100コマ)はもはやプロ機レベル。

 

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D3のマガジン記事

ニコンD3緊急レビュー(6/12):ニコンピクチャーコントロールシステム

公開日: 2007年09月06日

さらに進化させた「ニコンピクチャーコントロールシステム」を導入
4種類のピクチャーコントロールは5種類のパラメーターで自由に調整可能

 ニコンでは従来撮影時の画像処理設定については「仕上がり設定」と呼ばれるわかりやすいシステムを導入していたが、同じ仕上がり設定を選択しても機種ごとに微妙に色再現が異なるなどの一面もあった。そこで今回、仕上がり設定をさらに進化させた「ニコンピクチャーコントロールシステム」を導入することで、機種間で異なっていた色再現を統一するとともに、初心者からプロに至るまで、撮影者のスキルに応じて簡単にしかも詳細に設定を選択できるようになった。
 「D3」では「スタンダード」「ニュートラル」「ビビッド」「モノクローム」の4種類のピクチャーコントロールが用意されており、それぞれのピクチャーコントロールは各自の好みに応じて、輪郭強調、コントラスト、明るさ、色の濃さ、色合いの5種類のパラメーターで自由に調整することもできる。  また「カスタムピクチャーコントロール」としてデフォルトのピクチャーコントロールをベースに調整を加えたものを別途9種類まで登録できる。登録画面はメモリーカードからの読み込みにも対応しているので、将来新たなピクチャーコントロールが登場した際などにも対応可能なようだ。当然ながらRAWデータ撮影を行っておけばRAW現像時にピクチャーコントロールを自由に変更できる。ただし、従来のピクチャーコントロール非対応のカメラのRAWデータは今のところピクチャーコントロールに対応しない。

ピクチャーコントロール選択画面

ピクチャーコントロール選択画面 ピクチャーコントロールは現時点で、「スタンダード」「ニュートラル」「ビビッド」「モノクローム」の4種類に対応している。

ピクチャコントロール詳細設定

ピクチャコントロール詳細設定 それぞれの「ピクチャーコントロール」は各自の好みに応じて、輪郭強調、コントラスト、明るさ、色の濃さ、色合いの5種類のパラメーターで自由に調整可能だ。

カスタムピクチャーコントロール

カスタムピクチャーコントロール 「カスタムピクチャーコントロール」は既存のものを編集して登録できるのはもちろん、メモリーカードを利用できるようなので将来的には外部から導入することも可能になるようだ。

カスタムピクチャコントロール編集登録画面

カスタムピクチャコントロール編集登録画面 4種類のピクチャーコントロールをベースにパラメーターを変更して「カスタムピクチャーコントロール」として9種類まで登録できる。

 

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