E-5:オリンパス(olympus)

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カメラ: E-5

レンズ: ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6

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オリンパス E-5 実写レポート

今年の秋は豊年満作とばかり、各メーカーからデジイチの新製品がリリースされた。ミラーレス一眼カメラで独自の位置を築いたオリンパスからも、久々にEシリーズデジタル一眼レフカメラの上位機である「E-5」が発売された。

公開日: 2010年11月26日

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E-5のマガジン記事

オリンパス E-5 実写レポート

公開日: 2010年11月26日

 今年の秋は豊年満作とばかり、各メーカーからデジイチの新製品がリリースされた。魅力的な製品がずらりと並ぶが、ミラーレス一眼カメラで独自の位置を築いたオリンパスからも、久々にEシリーズデジタル一眼レフカメラの上位機である「E-5」が発売された。ここでは「E-5」の実力を検証していきたい。

名機「E-3」の特長をそのまま生かし、最新技術を追加して魅力度がアップ!

 「E-5」は2007年11月に発売された「E-3」をベースに、数々の新機能を追加したEシリーズのフラッグシップモデルだ。光学ファインダー搭載モデルとしては、実に約3年ぶりのリニューアルとなる。その間にデジタル関連の技術は大きく進化。Eシステム全体でも、動画機能、アートフィルター、液晶モニターのバリアングル化などが進み、またミラーレス一眼カメラがラインアップに加わって久しい。
 さてこの「E-5」は、それら最新技術をくまなく搭載。光学ファインダー式一眼レフカメラにおける次のカタチを提案する1台といえる。ボディは前述のように「E-3」の筐体をおおむね流用しているが、背面液晶モニターの大型化(3型・92.1万ドット)に伴い、合わせ構造となっているマグネシウムボディの背面部を新規設計。メニューをはじめ4つの操作ボタンの位置が変更されている。また操作系の統廃合も同時に行われ、IS(手ぶれ補正)とカードカバーロックの各スイッチ類が省略されている。基本性能の多くを「E-3」から引き継いでいるが、そもそも「E-3」の基本性能は現在でも通用するほど高く、あえてそのバランスを崩していないことはむしろ喜ばしい。まずは「E-5」の新機能や「E-3」より性能が向上した部分を簡単にここで説明しておく。

  • 約1,230万画素のCMOSセンサー搭載と新画像エンジン「Tru Pic V+」の採用
  • 動画記録機能の搭載
  • ピクチャーモード内にアートフィルターを追加
  • アスペクト比変更機能の採用
  • CFカードとSDメモリーカードのWスロット化
  • 液晶モニターの大型化
  • クローズアップ再生機能の簡素化
  • 水準器表示機能の搭載
  • 多重露出機能の搭載

 列記したもの以外にも細かな変更点はあるが、一般撮影に対して影響を与える内容はざっと上記のとおりだ。撮像素子と画像エンジンの変更は画質面において大きな影響力があり、詳しくは後述するが、解像感が大幅に向上しているということで期待が持てる。またピクチャーモード内にアートフィルター機能が搭載されたことで、撮影モードの制限なくアートフィルターが使えることは、中級者以上のユーザーには朗報だ。アートフィルター内に新しく追加された「ドラマチックトーン」も、現状では「E-5」のみの搭載ということもあり、大いに興味がわく。さらにSDメモリーカードに対応したことで汎用性が高まり、便利なカード間コピー機能も本格的に行えるようになった。それでは実際に「E-5」を屋外に連れ出して、気になる新機能や画質を見ていこう。

「E-5」(左)と「E-3」(右)の
ボタン配置比較
「E-5」(左)と「E-3」(右)のボタン配置比較

外寸は「E-3」と同一であり、機種名以外にフロントビューも変わらない。ただし背面は液晶モニターの大型化に伴って、ボタンレイアウトが大きく変更されている。比較的使用頻度の高いメニューボタンやINFOボタンは、「E-5」のレイアウトの方が使いやすく感じる。

「E-5」のカードスロット
 
「E-5」のカードスロット

CFカードスロットに加えてSDメモリーカードを採用したWスロット部。カードカバーロックのスイッチが省略されたため、カバーを手前に引き出すようにしてロックを解除する。振り分け記録などの機能はないが、双方にメモリーカードを挿入することで画像コピーが行える。SDメモリーカードはSDHC、SDXCに対応しているため動画記録も安心して行える。

法令による新基準に準拠した
バッテリー
法令による新基準に準拠したバッテリー

同梱される電池は法令による新基準に準拠した、リチウムイオン電池BLM-5(写真右)。従来のBLM-1(写真左)も使えるが、接点のピン数が異なるために充電器は共用できない。また新電池と新充電器の組み合わせにおいては、約5時間から約3.5時間に充電時間が大幅に短縮されている。

「E-5」実写画像

画像をクリックすると等倍サイズの画像(2.6~6.5MB)を開きます。

「E-5」実写画像:1/11

カメラ:E-5/レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD(12mmで使用)/露出モード:絞り優先AE/絞り:F5.6/シャッタースピード:1.3秒/ISO感度:100/WB:オート/仕上がり:NATURAL/JPEG(L/画質 SF)
オートでの初期設定のISO感度の下限は200だが、ISO 100を使うとよりノイズが減少。驚くほど滑らかな画質が得られる。新しい画像システムではノイズ成分と画像のディテールの切り分けがうまく、ノイズにより被写体が埋もれてしまわないため、これまで以上の解像感が得られているようだ。

「E-5」実写画像:2/11

カメラ:E-5/レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD(46mmで使用)/露出モード:絞り優先AE/絞り:F6.3/シャッタースピード:1/160秒/ISO感度:200/WB:晴天日陰/仕上がり:NATURAL/JPEG(L/画質 SF)
撮像素子と新型画像エンジンなどの効果はてきめんであり、細かい部分の描写性能が一段と向上している。画質の良しあしは撮像素子の大きさに比例するが、APS-Cサイズより小さいフォーサーズ規格でも、ここまで解像するとは思いも寄らなかった。もう撮像素子の大小だけで画質を語る時代は終わりを告げたといえる。

「E-5」実写画像:3/11

カメラ:E-5/レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD(79mmで使用)/露出モード:絞り優先AE/絞り:F5/シャッタースピード:1/15秒/ISO感度:200/WB:晴天/仕上がり:NATURAL/JPEG(L/画質 SF)
バリアングル式の液晶モニターを使い、地面にカメラを置いて超ローアングル撮影を行った。通常のファインダー撮影ではむずかしい姿勢でも、バリアングル式の液晶モニターを使えば撮影アングルは思いのまま。低い位置から撮影することで背景の入り方が変わり、奥行き感のある写真を撮ることができる。

「E-5」実写画像:4/11

カメラ:E-5/レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD(60mmで使用)/露出モード:絞り優先AE/絞り:F4/シャッタースピード:1/80秒/ISO感度:200/WB:晴天/仕上がり:NATURAL/JPEG(L/画質 SF)
AFの精度の高さでも他社機にはまったく引けをとらない。オールクロスのAFセンサーでありながら、すべての測距点においてラインセンサーを千鳥配置しているため、狙った位置にピンポイントでピントを合わせられる。またファインダーのキレは抜群であり、フルサイズ機の見え具合にも匹敵するほどだ。

「E-5」実写画像:5/11

カメラ:E-5/レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD(18mmで使用)/露出モード:絞り優先AE/絞り:F4/シャッタースピード:1/10秒/露出補正:-0.3EV/ISO感度:400/WB:晴天/仕上がり:NATURAL/JPEG(L/画質 SF)
シャッタースピードは1/10秒だが、強力な手ぶれ補正機構のおかげで手持ち撮影が確実に行える。またここでは適切なシャッタースピードを稼ぐためにISO 400を使用しているが暗部にも目立つノイズはなく、また被写体のディテールもつぶれていない。「E-5」ではよほど暗いシーンでない限り、三脚を使用する必要はないだろう。

「E-5」実写画像:6/11

カメラ:E-5/レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD(14mmで使用)/露出モード:絞り優先AE/絞り:F5.6/シャッタースピード:1/15秒/露出補正:-0.7EV/ISO感度:800/WB:オート/仕上がり:NATURAL/JPEG(L/画質 SF)
光源センサーで環境光を測定しながらホワイトバランスを合わせているため、各種の光源がミックスされた状態でもAWBで満足できる仕上がりが得られる。初期のフォーサーズ機ではホワイトバランスの精度が不足しているものもあったが、「E-5」ではまったく色調は安定。同じシーンで複数枚撮影しても、カットごとに色がばらつくことはまずない。

ドラマチックトーン 「LUMIX DMC-G2」実写画像:7/11(ドラマチックトーン) 通常撮影 「LUMIX DMC-G2」実写画像:7/11(通常撮影)

(共通データ)カメラ:E-5/レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD(12mmで使用)/露出モード:絞り優先AE/絞り:F5.6/シャッタースピード:1/2,000秒/ISO感度:200/JPEG(L/画質 SF)
「ドラマチックトーン」では暗部が明るくなるのと同時に、ハイライト部のトーンが抑えられた独特の味わいが得られる。また空の描写はPLフィルターを用いたときのようにコントラストがつき、強烈なインパクトを与えている。どのようにテイストが変化するかはケースバイケースであり、その意外性がまた楽しい。

ドラマチックトーン 「LUMIX DMC-G2」実写画像:8/11(ドラマチックトーン) 通常撮影 「LUMIX DMC-G2」実写画像:8/11(通常撮影)

(共通データ)カメラ:E-5/レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD(35mmで使用)/露出モード:絞り優先AE/絞り:F5.6/シャッタースピード:1/1,000秒/ISO感度:400/JPEG(L/画質 SF)
「ドラマチックトーン」を使うとコントラストとともに細部の描写が微妙に変化。細かい部分が省略されて、水彩画のようなタッチになる。このことで非現実感が演出されて、なにげない風景が空想の世界のように生まれ変わる。被写体や撮影環境によってそれぞれ効き具合は大きく変わり、同じシーンであっても光の当たり方などによって風合いが大きく変わる。

ラフモノクローム 「E-5」実写画像:9/11

カメラ:E-5/レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD(12mmで使用)/露出モード:絞り優先AE/絞り:F6.3/シャッタースピード:1/1,600秒/露出補正:-0.3EV/ISO感度:200/WB:オート/仕上がり:NATURAL/JPEG(L/画質 SF)
アートフィルターのなかでも人気の高い「ラフモノクローム」で撮影した。画面全体に細かい粒子が発生し、通常のモノクロ画像よりもコントラストが強くなることから、極めてハードな印象になる。画質特性からハイライト部が飛びやすくなるため、露出レベルをマイナス側に補正しつつ、全体の調子を整えていくと好結果が得られる。

ファンタジックフォーカス 「E-5」実写画像:10/11

カメラ:E-5/レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD(17mmで使用)/露出モード:絞り優先AE/絞り:F4.5/シャッタースピード:1/640秒/露出補正:+0.7EV/ISO感度:200/WB:晴天/仕上がり:NATURAL/JPEG(L/画質 SF)
基本画質がよりシャープになったことで背景のぼけがより際立ち、アートフィルターの印象がさらに強調されている。ここでは「6:6」のアスペクト比を選択し、画面の凝縮感をより高めてみた。マクロ領域でも高い解像感が得られ、以前と比較して細部の描写がまるで異なる。「E-5」の画質はあなどれない。

ISO 100 「LUMIX DMC-G2」実写画像:11/11(ISO 100) ISO 200 「LUMIX DMC-G2」実写画像:11/11(ISO 200) ISO 400 「LUMIX DMC-G2」実写画像:11/11(ISO 400) ISO 800 「LUMIX DMC-G2」実写画像:11/11(ISO 800)
ISO 1600 「LUMIX DMC-G2」実写画像:11/11(ISO 1600) ISO 3200 「LUMIX DMC-G2」実写画像:11/11(ISO 3200) ISO 6400 「LUMIX DMC-G2」実写画像:11/10(ISO 6400)  

(共通データ)カメラ:E-5/レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD(12mmで使用)/露出モード:絞り優先AE/絞り:F7.1/WB:オート/仕上がり:NATURAL/JPEG(L/画質 SF)
低感度域でのノイズの少なさは圧巻であり、画像処理の基本性能の高さが実感できる。これに伴い高感度性能も確実に向上しており、ISO 1600程度までならば常用域といえる。手ぶれ補正能力がシャッタースピード換算で約5段分と極めて高いため高感度域を使うことは少ないだろうが、一応の目安として把握しておくといいだろう。

確実に向上した確かな基本画質と、表現力を高める新アートフィルター

 撮影を始めてすぐに気づいたことは、新型液晶モニターの性能の良さだ。元来、Eシリーズに搭載されている液晶モニターの視認性はおおむね良好だが、それにも増して今回搭載されている液晶モニターのキレはいい。その上でクローズアップ再生機能の操作が簡素化。拡大表示のままでサブダイヤルを使い、スピーディにスクロールできるようになったことで、操作感全体が大きく向上している。「E-3」では画像拡大→INFOボタンを押す→十字キーで操作という手順が必要であり、また拡大位置を変更するにはいったん表示画面を縮小し、最初から上記の手順を繰り返す必要があった。オリンパス流といえばそれまでだが、クセがなくなったことで他社機のユーザーでも簡単に使いこなせるようになっている。

 さて気になる画質だが、前評判どおり確実に向上。解像感がいっそう高まっている。遠景では木々の細かい部分までを緻密に解像し、自然なシャープさが得られている。「E-3」と比較してみると、廉価版のレンズで撮った画質と、高級なレンズで撮影した画質ほどの差があり、撮像素子+画像エンジン+ローパスフィルターのバランスの良さがうかがえる。事実GANREFサイト内の性能テストを見てもわかるとおり、1,200万画素機の平均値を大きく上回っている。
 今回から新規採用されたアートフィルター「ドラマチックトーン」については、実際に使ってみるとその効き目と完成度の高さには舌を巻く。いわゆる「HDR」処理を施したテイストだが、カメラ内でここまでできるとはにわかに信じ難いほどの仕上がりだ。またアートフィルターがピクチャーモード内に入ったことで、ライブビュー撮影だけではなくファインダー撮影時にも効果が楽しめ、さらに撮影モードの制約を受けない点も特筆すべき事項だ。培ってきた撮影技術にアートフィルターをプラスすることで、さらに表現力を高めることができるだろう。

 駆け足であるが「E-5」のアウトラインをお伝えしたがいかがだっただろうか。本サイト初出しの実写レポートということで、好意的に書かれているのでは? と疑う方もおられることだろう(笑)。しかし「E-5」は「E-3」の短所を徹底して研究した跡が随所に見られ、その完成度は驚くほど高い。惜しむらくは「顔」が変わっていないことだが、「E-3」の性能を継承するために必要であったのならば納得もいく。とかく派手なスタイルの変化に目を奪われてしまいがちだが、長く使えるカメラをお探しならば「E-5」はオススメ。マイクロフォーサーズ機も楽しいが、やはりオリンパスにはEシリーズを作り続けてほしい。

撮影/レポート:高橋良輔

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この記事のURL:https://ganref.jp/items/camera/olympus/2005#imp_395

E-5の性能テスト比較(旧機種、ライバル機種)

オリンパス E-5 オリンパス E-3 オリンパス E-620
解像力

解像力

  • 解像度:2,749本
  • 画素数(短辺):3,024画素
  • 解像効率:0.909

解像力

  • 解像度:2,163本
  • 画素数(短辺):2,736画素
  • 解像効率:0.791

解像力

  • 解像度:2,414本
  • 画素数(短辺):3,024画素
  • 解像効率:0.798
ダイナミックレンジ

標準

標準

  • ハイライト側階調:2.6段
  • シャドウ側階調:6.4段
  • ダイナミックレンジ(合計):9.0段
  • 実効ISO感度:81

標準

標準

  • ハイライト側階調:2.8段
  • シャドウ側階調:6.3段
  • ダイナミックレンジ(合計):9.1段
  • 実効ISO感度:99

標準

標準

  • ハイライト側階調:2.7段
  • シャドウ側階調:6.3段
  • ダイナミックレンジ(合計):9.0段
  • 実効ISO感度:80
ISO感度

高感度NR:しない

100

高感度NR:しない

1600

高感度NR:しない

高感度NR:しない

100

高感度NR:しない

1600

高感度NR:しない

高感度NR:しない

100

高感度NR:しない

1600

高感度NR:しない

E-5の主要スペック比較(旧機種、ライバル機種)

オリンパス E-5 オリンパス E-3 オリンパス E-620
画素数 1230万画素 1010万画素 1230万画素
撮像素子 Live MOS Live MOS Live MOS
記録メディア CFカード(UDMA対応)、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード CFカード(UDMA非対応)、マイクロドライブ、xDピクチャーカード CFカード(UDMA対応)、マイクロドライブ、xDピクチャーカード
液晶モニター 3.0型 約920,000ドット 2.5型 約23万ドット 2.7型 約23万ドット
大きさ 142.5×116.5×74.5mm 142.5x 116.5 x 74.5mm 130×94×60mm
重さ 約800g 約810g 約475g

E-5のマガジン記事

オリンパス、フォーサーズ規格の「E-5」、マイクロフォーサーズ規格の新レンズ2本を発表

公開日: 2010年09月14日

「E-5」(ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD装着時)

「E-5」(ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD装着時)

「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7」(ブラック)

「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7」(ブラック)

「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6」(ブラック)

「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6」(ブラック)

 オリンパスイメージング株式会社は、9月14日、フォーサーズ規格のフラッグシップ機「E-5」を発表した。また同日、マイクロフォーサーズ規格のレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7」「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6」の2本を発表した。

新開発の技術により、偽色やモアレの抑制と解像感の向上を両立

 「E-5」は、オリンパスのデジタル一眼カメラの中で最上位に位置する、「E-3」の後継となるデジタル一眼レフカメラだ。
 撮像素子に約1,230万画素の4/3型ハイスピードLiveMOSセンサーを、画像処理エンジンに画像処理技術「ファインディテール処理」を搭載した新開発の「TruePic V+」を採用し、また新開発の光学フィルターを搭載している。これら新開発の技術により、一般的には細かな被写体の解像感を向上させようとすると偽色やモアレが発生するという課題があるが、偽色やモアレの抑制と解像感の向上を両立させることが可能になったという。

 ボディの素材には堅牢なマグネシウム合金を採用し、またボディ各所にシーリングを施した防塵・防滴構造となっている。ユーザーの高い評価を受けているオリンパスのゴミ除去機構「ダストリダクションシステム」も引き続き搭載された。
 背面液晶モニターには3型、約92万ドットの高精細ハイパークリスタル液晶モニターを採用。縦にも横にも自在に回転する2軸可動式の構造となっているので、フリーアングルによるライブビュー撮影が可能となっている。

 基本性能については、まずAFセンサーには全点クロス式の11点AFセンサーを採用。シャッタースピードは最高1/8,000秒で、連写性能は約5コマ/秒となっている。光学ファインダーは視野率約100%、倍率は約1.15倍だ。またボディ内手ぶれ補正機構も進化していて、最大5段分の補正効果を実現しているという。動画は720p/30fpsのHD動画撮影が可能で、アートフィルターを使用した動画を撮ることもできる。
 アートフィルターにはオリンパスの従来機に搭載されていたものに、局所的なコントラスト変化から作り出される明暗によってフィクションのような作風に仕上げる「ドラマチックトーン」を加えた全10種類が搭載されている。

 大きさは142.5×116.5×74.5mm(W×H×D)、重さはボディのみで約800g。予想実勢価格はボディのみで20万円前後で、発売は10月下旬を予定している。
 また、「E-5」関連製品なども同時に発表された。発表された製品、価格、発売日などは下の表のとおりとなっている。
 なお、9月15日より、パワーバッテリーホルダー「HLD-4」&リチウムイオン電池「BLM-5」のセットなどがもれなくプレゼントされる「E-5 予約キャンペーン」が実施される。

高速で静かなオートフォーカス駆動を実現した望遠ズームレンズ

 今回発表された「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7」「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6」の2本は、マイクロフォーサーズ規格の特長を生かした小型の望遠ズームレンズである。「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7」は35mm判換算で150~600mm相当の焦点域をカバーする超望遠ズームレンズでありながら、重さは430gとなっている。また「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6」は、35mm判換算80~300mm相当で、重さは190gだ。
 「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7」はインナーフォーカス方式を採用し、わずか1枚の小型・軽量レンズユニットでピント合わせを行う。「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6」はリアフォーカス方式を採用し、2枚のレンズでピント合わせを行う。これらにより、高速で静かなオートフォーカス駆動を実現しているので、静止画はもちろん、動画撮影でもストレスなく撮影を行うことができるという。
 この2本が発売されると「M.ZUIKO DIGITAL」レンズのラインアップは6本となり、35mm判換算で18~600mm相当の焦点域をカバーできることになる。
 「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7」「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6」はともにブラックとシルバーが用意される。「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7」のメーカー希望小売価格は112,350円(税込み)で、発売は12月中旬、「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6」のメーカー希望小売価格は49,875円(税込み)で、発売は11月を予定している。

レポート:GANREF編集部

カメラ・カメラ関連製品
製品名 希望小売価格
(予想実勢価格・税込み)
発売予定日
E-5 ボディ オープン価格
(200,000円前後)
2010年10月下旬
ショルダーストラップ CSS-P113 4,410円 2010年10月下旬
カメラバッグ CBG-5 44,100円 2010年11月下旬
リチウムイオン充電池 BLM-5 9,240円 2010年10月下旬
リチウムイオン充電器 BCM-5 6,300円 2010年10月下旬
リチウムイオン充電池充電器セット SBLM-5 12,390円 2010年10月下旬
レンズ・レンズ関連機材
製品名 希望小売価格
(税込み)
発売予定日
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 112,350円 2010年12月
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 49,875円 2010年11月
「E-5」(正面)

「E-5」(正面)

「E-5」(背面)

「E-5」(背面)

「E-5」(背面液晶モニター展開時)

「E-5」(背面液晶モニター展開時)

「E-5」(上面)

「E-5」(上面)

「E-5」(カードスロット)

「E-5」(カードスロット)

「E-5」(ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD+パワーバッテリーホルダー HLD-4装着時)

「E-5」(ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD+パワーバッテリーホルダー HLD-4装着時)

「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7」(ブラック)

「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7」(ブラック)

「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6」(ブラック)

「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6」(ブラック)

 

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