こんにちは、ゲストさん
ソニーのデジタル一眼カメラ「α55」「α33」は、位相差AFの高速なAFシステムとライブビュー専用機を組み合わせる“ハイブリッド一眼”といえる。この記事では「α55」「α33」の革新的な性能・機能を実現したテクノロジーを解説する。
公開日: 2010年09月10日
公開日: 2010年09月10日
透過ミラー方式を採用し、常時位相差AFを作動させることができる新方式のデジタル一眼カメラ「α55」と「α33」が2010年9月10日にソニーから発売された。ソニーからは2010年6月にミラーレス方式のデジタル一眼カメラ・NEXシリーズ2機種が発売になったばかりだが、ミラーレス機ではコントラストAF方式を採用しているためAF速度の点でまだまだ課題が多いのに対し、「α55」と「α33」では一眼レフカメラで実績のある位相差AF方式を採用したことで、従来のデジタル一眼レフカメラと同等以上のAF速度を実現しているのが大きな特長だ。また、ファインダーもついにEVF化され、外見は従来の一眼レフのように見えるが、中身は最新の技術を取り入れた未来派のデジタル一眼へと進化している。
「α55」と「α33」を手にすると、外観を見ただけでは従来のデジタル一眼レフカメラとまったく変わりなく、Aレンズを使用するαシリーズ機の中でも最軽量クラスの小型軽量ボディ(α55:約441g、α33:約433g)にまとめられているのが印象的だ。液晶モニターはα550に採用された上下方向に動くチルト可動式液晶モニターから、上下動だけでなく回転も可能なバリアングルチルト可動式の液晶モニターに変更されており、アングルの自由度をさらに広げている。液晶パネルは大型で見やすい3.0型ワイド「エクストラファイン液晶」を搭載、快適なライブビュー撮影や動画撮影を可能にしている。ボタン類やダイヤル類の基本レイアウトはα550を踏襲しているが、ボタン数はやや少なくなり、十字キーがその機能を兼ねるようになった。また、NEXシリーズ同様の動画ボタンが新設され、どの撮影モードからでもすぐに動画撮影に移行できるようになっている。
一見すると、従来のデジタル一眼レフカメラと大差ないが、光学ファインダーではなくEVF方式を採用している。ミラーは固定式の透過ミラーで、ライブビュー専用機ながら常時位相差AFが可能だ。また、液晶モニターは従来のチルト可動式から、回転方向の動きも可能なバリアングルチルト可動式に変更されている。
液晶モニターは、これまでの上下動のみのチルト可動式から、回転方向の動きも可能なバリアングルチルト可動式に変更され、縦位置の撮影にも対応できるようになった。液晶パネルは約92万ドットの3.0型ワイド「エクストラファイン液晶」を採用、液晶パネルと表面の強化ガラスの間に樹脂を封入して外光の反射を抑えている。
さて、今回の注目機能のひとつは、デジタル一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラなどを含むデジタル一眼カメラとしては世界初となる固定式の透過ミラーを使用した「Translucent Mirror Technology」を搭載し、撮影時も含めて常時位相差AFを作動可能にしている点だ。フィルムカメラ時代にも他社にペリクルミラーと呼ばれる固定式透過ミラーを採用した一眼レフカメラがあったが、デジタル一眼カメラで透過ミラー方式を採用したのは「α55」と「α33」が初めてとなる。デジタル一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラでは、これまでライブビュー中は基本的に位相差AFが使用できなかったため、イメージセンサーからの映像によるコントラストAFでピント合わせを行っていたが、位相差AFに比べてスピード面で及ばないという課題があった。そこで、ソニーでは従来のミラーボックスの位置に固定式の透過ミラーを配置して、レンズからの光の一部を反射させ、ミラーボックス上部に配置した位相差AFユニットに送ることで、ライブビュー中であっても常時位相差AFを作動させることを可能にした。
これと同時に、α550で実現していた「連続撮影優先AE」モード時の最高約7コマ/秒の連写能力をさらに発展させて、コマ速を最高約10コマ/秒までパワーアップし(α55において。α33では約7コマ/秒)、この技術と常時位相差AFの技術を組み合わせることで、動く被写体にAFを追随させながら最高約10コマ/秒の高速連写を可能にした。これは他社フラッグシップ機に匹敵するハイパフォーマンスであり、もちろんメインストリーム機でこのような高度な機能を搭載したのは世界初で、極めて画期的であるといえる。
また、動画撮影時にも位相差AFを常時作動させることが可能で、動画撮影時におけるAFの追随性が群を抜いて高速になっている。被写体にカメラを向けるだけでAFは迷うことなく、きびきびとピント合わせをしてくれる。このような高速でレスポンスに優れたAFによる動画撮影は、従来は一般用カメラではできなかったが、これにより新しい動画の世界がもたらされるはずだ。
Translucent Mirror Technology レンズからの光はトランスルーセントミラーによって位相差AFセンサーに向かうものと、イメージセンサーに向かうものとに分かれる(配分率は不明)。ミラーは固定式であるためカメラの動作にかかわらず常時位相差AFが可能で、ミラーを透過した光によってミラーレス機同様に常時ライブビューも可能になっている。
透過ミラー部&ミラーアップ状態実際の透過ミラーを見ると、光学ファインダー用のミラーよりかなり大型で、角度も45度より大きくなっているように見え、ミラーの向こう側のイメージセンサーが透けて見える。ミラー下部のレバーを押すとミラーを跳ね上げることができるが、これはイメージセンサーの清掃時に使用するためのもので、ミラーアップ中はレンズは装着できない。
「α55」と「α33」のもうひとつの注目点は、αシリーズ初のEVF「Tru-Finder」を採用している点だ。最近のミラーレス一眼カメラではEVFが搭載されるケースが多く、もはや違和感はない。EVFはユーザーによって好みの差が大きい機能だと思うが、一般にメリットとしてはホワイトバランスやクリエイティブスタイルなどの設定や画像の明るさなど、撮影時に見たそのままの画像が記録されるので撮影後の違和感が少ないことや、カメラ設定や露出値、水準器などを表示するファインダー表示の自由度が高く、わかりやすいこと、拡大表示が可能なのでピントの正確な確認が可能なことなどが挙げられる。一方で光学ファインダーと比較してのデメリットとしては、ファインダー表示が実際の被写体の動きよりも若干遅れることと、液晶のドットがやや目立ち拡大機能を使わなければ細かなピントの確認が難しいことなどが挙げられる。
「α55」と「α33」で採用された「Tru-Finder」では、ファインダー表示の遅れは若干認められるものの、その時間はわずかで、この面では優秀に感じられた。ファインダー内部の液晶は総画素数は約144万画素というが、有効画素が約115万画素にとどまるのは、周辺部の空きスペースが多いからなのかもしれない。表示画質は背面液晶モニターより若干高精細だと感じられた。実際に撮影してみると、素早く動く被写体のタイミングを1枚で撮影するのは難しいが、動きがゆっくりなら十分対応できるし、速い動きの被写体も「連続撮影優先AE」モードであれば、早めに撮影をスタートすることで難なく決定的瞬間をとらえることができた。
カメラの基本機能についても触れておこう。まず、「α55」ではイメージセンサーに新開発の有効約1,620万画素のExmor APS HD CMOSセンサーを搭載している。このセンサーでは読み出し速度を高速化しているのに加え、「α550」比でセル単位での感度を約20%改善、ノイズレベルも約30%低減しているという。また、映像エンジン「BIONZ」の方も、画像処理のアルゴリズムの改善により画像処理を高速化し、10コマ/秒の連続撮影に対応できるようにしている。「α33」では、イメージセンサーの画素数が有効約1,420万画素となり、「連続撮影優先AE」時のコマ速が最高約7コマ/秒となるのが主な違いだ。
α55では、イメージセンサーにαシリーズのAPS-C機としては最多画素となる新開発の有効約1,620万画素のExmor APS HD CMOSセンサーを採用。読み出しの高速化と高感度化、低ノイズ化を同時に実現している。
AFセンサーも新規に開発され、測距点は15点に強化された。中央部に配置された7点のうち、中央と上下端の3点がクロスセンサーとなる。動体追随性がさらに向上しているのに加え、約1段分低輝度性能が向上している点が主な改善点となる。
撮影機能面では新開発・3点クロス・全15点測距のAFセンサーを採用していることも注目される。従来よりも測距点が増え、被写体を捕捉しやすくなっているのに加え、動体追随性能もアップしている。また従来比約1段分低輝度性能が向上しており、暗い場所での測距能力を向上させている。このほか特筆しておくべき機能としては、デジタル一眼カメラでは初となるGPS機能を搭載していることだ(α55のみ)。撮影するだけで、その場の位置情報が記録されるため、撮影地を正確に示す場合に大変便利である。これまで外付けのGPSユニットで対応するカメラもあったが、やはりGPSユニットを内蔵しているメリットは大きい。もちろんこの機能はOFFにもできるので、プライバシーを優先する場合も安心だ。
このほかにもNEXシリーズ同様、ソニー独自の機能として「スイングパノラマ」「オートHDR」「手持ち夜景」などの最新機能を搭載しているが、今回新たに「マルチショットNR」の機能が加わった。これは、手持ち夜景機能同様、連続撮影した6枚の画像を合成してノイズを低減する機能で、最大約2段分のノイズ低減効果が得られる。「マルチショットNR」機能はISO感度設定の中の1項目として組み込まれており、「マルチショットNR」における感度設定はISO 100からISO 25600まで可能で、どの撮影モードでも利用できる自由度があるのが特長だ。
位相差AFの高速なAFシステムとライブビュー専用機を組み合わせる"ハイブリッド一眼"のアイデア自体は、筆者も2年ほど前にデジタルカメラマガジンの記事で提案していたくらいだから、技術者なら普通に思いつくアイデアだと思うが、数々の困難が予想されてもそれを本当に実現してきたところは、かつて位相差AFシステムやセンサーシフト式の手ぶれ補正機構を初めて世に送り出したカメラ技術陣の開拓精神の伝統が、現在にも脈々と伝わっていることをあらためて認識した。しかも、最高約10コマ/秒の高速連写や、動画撮影時にも高速な位相差AFを可能にするなど、実現のハードルが非常に高い課題もクリアし、先進的でありながら極めて現実的でハイスペックなカメラにまとめてきている点も感心する。
「α55」と「α33」を実際に使ってみた印象は、あらためて位相差AFシステムの迷いがない高速なレスポンスが、動く被写体のシャッターチャンスを追う撮影には不可欠だということだ。また、透過ミラーの採用で、これまでは一眼レフカメラでも連写時にはできなかった常時位相差AFが可能になり、カメラのコマ速にかかわらずAFを動体に追随させることができるのも非常に画期的だ。唯一、EVFの表示の遅れが気になったが、これを考慮して早めのシャッターを心掛けるか、高速連写の機能を利用すれば、シャッターチャンスを追うのも難しいことではない。そのため、一眼レフのメリットとミラーレス機のメリットを併せ持つ「α55」と「α33」のような"ハイブリッド一眼"が、デジタル一眼カメラの第3局として定着してもおかしくないと感じられた。今回は、ベータ機をもとに技術的な解説を中心にお送りしたが、実写可能機が手に入り次第、約10コマ/秒の連写能力や、透過ミラーを通過することで画質面で影響があるのかなどもレポートしてみたい。
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ソニー α55 | ソニー α550 | ソニー α33 | |
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解像力 |
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ダイナミックレンジ |
標準
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標準
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標準
|
ISO感度 |
高感度NR:しない |
高感度NR:しない |
高感度NR:しない |
ソニー α55 | ソニー α550 | ソニー α33 | |
---|---|---|---|
画素数 | 1620万画素 | 1420万画素 | 1420万画素 |
撮像素子 | CMOS | CMOS | CMOS |
記録メディア | SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、メモリースティックPRO Duo、SDXCメモリーカード、メモリースティックPRO-HG Duo | SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、メモリースティックPRO Duo、メモリースティックPRO-HG Duo | SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、メモリースティックPRO Duo、SDXCメモリーカード、メモリースティックPRO-HG Duo |
液晶モニター | 3.0型 921,600ドット | 3.0型 921,600ドット | 3.0型 921,600ドット |
大きさ | 124.4×92×84.7mm | 137×104×84mm | 124.4×92×84.7mm |
重さ | 約441g | 約599g | 約433g |
公開日: 2010年09月02日
2010年8月新型デジタル一眼カメラ 発表直後アンケートのまとめ ~ α55が高評価、EOS 60Dは苦戦か? ~
2010年8月に発表されたニコン「D3100」、ソニー「α55」、キヤノン「EOS 60D」の3機種で、発表直後アンケートを実施しました。それぞれで多数の回答をいただきましたので、ここで3機種のアンケート結果をまとめてみます。
まずは、アンケート回答者のメインカメラのメーカー別割合です。
同じメーカーのカメラを持っている人の割合が増えるのが特徴ですが、今回は新製品の発表がなかったペンタックスユーザーの割合があまり変動しないのもおもしろいデータです。
次は、機種に魅力を感じるか?という質問です。
「α55」に魅力を感じる方が多い一方、「EOS 60D」では「感じない」という回答をした方が「感じる」の2倍以上という結果になりました。
価格についてどう感じるか?という質問では以下のような結果になりました。
「D3100」と「α55」は約半数が「ちょうどよい」という回答でしたが、「EOS 60D」では「高い」という答えが約7割となりました。上位機種の「EOS 7D」の実勢価格と差がないことが影響しているのかもしれません。
最後に“買い”かどうかという質問です。
「D3100」と「EOS 60D」では購入意思のない方が約7割となった一方、「α55」は、「即買う」と「検討する」を合計した数字が5割を超える結果となりました。透過ミラーやGPSユニットなど新機能が多数盛り込まれ、興味を持たれる方が多かったようです。
このほか、どの機能に興味を持ったか?という質問の結果なども個別の集計結果でご覧いただけます。興味のある方はぜひご覧ください。
公開日: 2010年08月24日
ソニー株式会社は、8月24日、透過ミラーを採用し、高速連写、クイックAF HDムービーを実現したデジタル一眼カメラ「α55」「α33」、および「Distagon T* 24mm F2 ZA SSM」「85mm F2.8 SAM」「DT 35mm F1.8 SAM」の3本のレンズを発表した。
「α55」「α33」の最大の特長は冒頭にもあるとおり、透過ミラー(Translucent Mirror)を採用したことにある。透過ミラーとは、入射光を透過と反射に分ける効果を持つミラーのこと。「α55」「α33」では透過光はイメージセンサーへ、反射光はAFセンサーへ導かれるので、ミラー動作なしでの撮影が可能、かつ15点AFセンサー(うち3点がクロスセンサー)による位相差検出方式のAFが行える。つまり、撮影時の動作はミラーレスのレンズ交換式カメラやデジタル一眼レフカメラのコントラストAF時のライブビュー撮影と同じで、AF方式はデジタル一眼レフカメラのファインダー撮影時と同じということになる。この透過ミラーを採用することで実現したのが、10コマ/秒(「α33」は7コマ/秒)のAF追随高速連写と、クイックAFライブビューを使用した動画撮影(クイックAF HDムービー)である。
まず高速連写についてだが、前述のとおり撮影時のミラー動作がないので、一般的なデジタル一眼レフカメラと異なり、ミラーのアップダウンとミラー振動吸収の時間のロスがないこと、またコントラストAFよりも高速で高精度な位相差AFを採用することで可能になった。クイックAF HDムービーに関しても、世界初となる位相差AFを採用したデジタル一眼動画撮影により実現できた。なお、動画はフルHD(AVCHD、1,920×1,080)対応となっている。もちろん静止画のライブビュー撮影は、「α550」などソニーのデジタル一眼レフカメラの特長のひとつである、クイックAFライブビューを採用している。
もうひとつ大きな特長として、「α55」のみGPSが内蔵されたことが挙げられる。これにより、撮影した位置情報が画像のExifに記録されるので、画像の整理やマッピングなどが容易になる。
そのほかの機能としては、6枚の画像を重ね合わせて最大2段分の低ノイズ化を実現するという「マルチショットノイズリダクション」や、「NEX-5」などにも搭載されている「手持ち夜景モード」「オートHDR」「スイングパノラマ」「3Dスイングパノラマ」など、ソニーならではの多彩な機能が搭載された。
センサーは、「α55」は約1,620万画素、「α33」は約1,420万画素のCMOSセンサー(APS-Cサイズ)を搭載。常用ISO感度はともに100~12800、感度拡張による最大ISO感度は25600相当となっている。
ファインダーは両機種とも電子ビューファインダー「Tru-Finder」を採用。ファインダーの有効画素数は約115万ドット相当で、視野率は100%、ファインダー倍率は1.1倍である。また、背面液晶モニターは3型、約92万ドットで、ローアングル撮影時やハイアングル撮影時などに便利なバリアングルチルト液晶が採用された。
大きさはともに約124.4×92×84.7mm(W×H×T)、重さは本体のみで「α55」が約441g、「α33」が約433gと、「α550」(約137×104×84mm/約599g)と比較して小型軽量化されている。
「α55」「α33」はボディ単体のほか、「DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM」が付属する標準ズームレンズキット、「DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM」「DT 55-200mm F4-5.6 SAM」が付属するダブルズームレンズキットが用意される。また、ステレオフォンマイクなどの各種アクセサリーも同時に発表された。
今回同時に発表されたレンズは、35mm判フルサイズ対応の「Distagon T* 24mm F2 ZA SSM」「85mm F2.8 SAM」と、APS-C専用の「DT 35mm F1.8 SAM」の計3本。
「Distagon T* 24mm F2 ZA SSM」はカールツァイスの大口径広角単焦点レンズだ。このレンズは、レンズ内蔵のSSM(スーパーソニック・ウェーブ・モーター=超音波モーター)による高速かつ静かな駆動、無限遠から最短0.19mまでの広い撮影領域、円形絞りによる美しいぼけの描写が特長だという。
「85mm F2.8 SAM」と「DT 35mm F1.8 SAM」は、交換レンズを初めて購入するユーザーから上級者まで幅広いユーザーがぼけ味などを楽しむための、小型軽量でリーズナブルな価格の単焦点「はじめてレンズ」シリーズに加わるレンズだ。
「85mm F2.8 SAM」は「はじめてレンズ」シリーズでは初の35mm判フルサイズ対応レンズで、円形絞りを採用するなど、本格的な撮影にも十分対応できる基本機能、性能を持っているという。
「DT 35mm F1.8 SAM」は35mm判換算で50mm相当の標準域の画角で、また絞り開放F1.8の明るさを持つことから、スナップやポートレートなど多彩な場面で活躍できると想定されている。
今回発表された各製品の発売予定日と価格は下の表のとおりとなっている。
製品名 | 希望小売価格 (予想実勢価格) |
発売予定日 |
---|---|---|
α55 ボディ | オープン価格 (90,000円前後) |
2010年9月10日 |
α55 標準ズームレンズキット (「DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM」付属) |
オープン価格 (95,000円前後) |
2010年9月10日 |
α55 ダブルズームキット (「DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM」「DT 55-200mm F4-5.6 SAM」付属) |
オープン価格 (115,000円前後) |
2010年9月10日 |
α33 ボディ | オープン価格 (75,000円前後) |
2010年9月10日 |
α33 標準ズームレンズキット (「DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM」付属) |
オープン価格 (80,000円前後) |
2010年9月10日 |
α33 ダブルズームレンズキット (「DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM」「DT 55-200mm F4-5.6 SAM」付属) |
オープン価格 (100,000円前後) |
2010年9月10日 |
製品名 | 希望小売価格 (税込み) |
発売予定日 |
---|---|---|
Distagon T* 24mm F2 ZA SSM | 164,850円 | 2010年9月17日 |
85mm F2.8 SAM | 31,500円 | 2010年9月10日 |
DT 35mm F1.8 SAM | 25,200円 | 10月発売予定 |
製品名 | 希望小売価格 (税込み) |
発売予定日 |
---|---|---|
ステレオマイクロフォン「ECM-ALST1」 | 15,750円 | 10月発売予定 |
バッテリーチャージャー「BC-VW1」 | 6,615円 | 10月発売予定 |
リチャージャブルバッテリーパック 2個パック「2NP-FW50」 | 13,230円 | 2010年9月10日 |
液晶保護セミハードシート「PCK-LM1AM」 | 1,260円 | 2010年9月10日 |
アクセサリーキット「ACC-AMFW」 (リチャージャブルバッテリーパック、キャリングケース、MCプロテクター:55mm) |
10,500円 | 2010年9月10日 |
![]() 「α55」(正面) |
![]() 「α55」(上面) |
![]() 「α55」(背面) |
![]() 「α55」(背面液晶モニター下向き時) |
![]() 「α55」(背面液晶モニター上向き時) |
![]() 「α55」(背面液晶モニター正面向き時) |
![]() 「α33」(正面) |
![]() 「α33」(上面) |
|
![]() 「Distagon T* 24mm F2 ZA SSM」 |
![]() 「85mm F2.8 SAM」 |
![]() 「DT 35mm F1.8 SAM」 |
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