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Xマウントレンズ放浪記(2) ~Touit 12mm f2.8編

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投稿日:2016/11/30

レビューした機材・用品 カールツァイス ZEISS Touit 2.8/12 カールツァイス ZEISS Touit 2.8/12
(前回より続く)
とうとうしびれを切らし、師匠に相談してみたところ、Touit12mmf2.8はどうかと言われた。ツァイスの実力はDistagonで知っていたので、DistagonのAPSC版という位置づけのTouitならいいかもしれないと直感。焦点距離もフルサイズ換算18mmで、十分Distagon15mmの代わりになり得る。GANREFのレポートを見ても絶賛されているし、画像もよさそうだ。
ここしばらくポチ病が治っていたはずなのに、急にぶり返し、さっそくポチ。
翌日にはブツが届き(来月のカード請求が怖い)、そのさらに翌日には仕事で海外出張。いい宙で試し撮りできることを期待。。。。しつつ、いい仕事ができるようがんばった。(;゜ロ゜)

[外観]
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焦点距離:
6.4 mm
フラッシュ:
On Red-eye reduction
撮影モード:
Program AE
シャッタースピード:
1/40秒
絞り数値:
F1.8
露光補正量:
-0.7EV
ISO感度:
800
ホワイトバランス:
Auto

Distagonはフィルター径が95mm、重量も820gと超重量級だった。それに比べTouitのこぢんまりとしていることよ!フィルター径は67mm、重量はわずか270g。これで写りがよければ最高。

さて、テストだ。ミンドロ島の光害の少ない町中で撮影。しばらくかすんだ空や台風が続いたが、いい宙の夜が巡ってきた。

[画像]
テスト用に撮影。(星像評価のため、明瞭度を上げている)
アップロード画像

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カメラ:
富士フイルム FUJIFILM X-T1
焦点距離:
12.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
20秒
絞り数値:
F2.8
ISO感度:
6400
ホワイトバランス:
Auto

若干の周辺減光が見られるものの、周辺まで綺麗に描写ができていて、Distagon 15mmの半分以下の値段なら文句はない。
その上で、周囲に行くほど画像が少しだけ甘くなっていることを指摘しておこう。画像の中心付近の星と周辺の星を比べると、周辺ではやや星がふくれている。でも、これは誤差の範囲内と言っていいと思う。少なくとも鳥が飛んでいるような点像の変形はない。ここまで厳しいことを言うとカメラレンズは使えなくなってしまう。

どうしても気に入らなければソフトフィルターをかければいい。輝星がにじんで星座がわかりやすくなり、作者の意図も伝わりやすい。地上の描写が甘くなるのと、地上にライトがあるとぼけるがそういうことを念頭に置いて使えばいい。

アップロード画像

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カメラ:
富士フイルム FUJIFILM X-T1
焦点距離:
12.0 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
20秒
絞り数値:
F2.8
ISO感度:
5000
ホワイトバランス:
Auto
撮って出し。Lee No.3使用

ほかに不満なところとしては、ディスタゴンほどのキレがないように感じるのと、16-55のあのきらきら感がないと思う。
ならば、それを画像処理で出してみようではないか。
画像を整えて。やりすぎ?(゜▽゜*)
アップロード画像

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カメラ:
富士フイルム FUJIFILM X-T1
焦点距離:
12.0 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
20秒
絞り数値:
F2.8
ISO感度:
5000
ホワイトバランス:
Auto

そして、ちょっとアート風に。
アップロード画像

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カメラ:
富士フイルム FUJIFILM X-T1
焦点距離:
12.0 mm
フラッシュ:
Off Did not fire
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
20秒
絞り数値:
F2.8
ISO感度:
5000
ホワイトバランス:
Auto


[ピント合わせ]
さて、星空撮影において、ピント合わせは大きな関所となる。
せっかくTouitを購入した友人はピント合わせが不可解で手放したと言うが、果たしてどうだろう?
TouitはDistagonと違ってAF機能があるので、昼間なら素早く合焦する。昼間無限遠に合わせておいてピントリングをテープで留めておくという方法と取ってもいい。
しかし、厳密にはピントの位置は日々変わるし、気温や湿度によっても変わってくるので都度合わせるに越したことはない。
結論から言うと、akoとしては特に問題なく無限遠に合わせることができた。
しかし、akoはピント合わせにはルーペを用いず、評判の悪いX-T1の4倍にしかならない液晶表示でも問題なしと豪語している。いわば直感でピントのわかるタイプだ。件の友人のようにきまじめな人はどうだろうと考えてみた。
たしかにピントリングを回すとピントの合ったような合わないような状態が続き、「不可解」と言えなくもない。液晶のピントの位置表示が3mを示しているのに∞が合っているように見えたりもする。akoは液晶の表示は見なかったことにして自分の勘を信じた(オイ!)が、akoと違っていい加減でない人は、昼間に液晶の表示と被写体との距離がどれほど連動しているかをチェックしておいて、夜に臨むのがいいかもしれない。少々きまじめすぎる人でも数回やればピント合わせのコツはつかめると思うし、先に述べたように昼間のうちに∞を合わせておけば大きく外すことはない。
(一応言っておくが、いい加減と言ってもakoがピントを外すことはそうそうないからね(^_-)~☆)

もうちょっと使い込んでみないとたしかなことは言えないが、今の段階では、総じて、Touitはいい買い物で、X-T1(そしてもちろんT2)に合ったいい超広角レンズと言えよう。

(完)

コメント(1,000文字以内)

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ako
カモグワさん、
液晶の拡大率を抑える意味がわかりません。拡大率をあげようとしない理由が理解できません。拡大くらいしてくれたって大して損しないと思うのですけどね。
一事が万事。FUJIはキモとなる機能は非常に優れているのに、周辺の気遣いが足りないのはなにも液晶表示だけでなく、レンズの建て付けのわるさ、フードがうまくはまらない、電池のだめだめさ、、、等々枚挙にいとまがありませんわ。

2016年12月02日 02:01

カモグワ
RAW撮影の場合、RAW+JPEGやJPEG保存の時より拡大率が落ちるのは勘弁ですよね。

フジの星の写りはいいのにピント合わせのネックやF2.8まで絞らないと安定しないレンズ群は中々もどかしいもんですね。

2016年12月02日 01:05

ako
legacy7010さん、
結局ここです。ピント合わせ、あのように書きましたが、「不可解」名部分に自分もすっきりしていません。常にこれでいいいのかといううやむやしたものをかかえつつのピント合わせは精神衛生上よろしくありませんわ。
わたしはすっきりT2を買いましたよ!

だいとしぃさん、
この4倍表示、何とかならないでしょうかね。昼間の撮影だって、マクロを使う人は4倍じゃ物足りないでしょうに。いくらakoが直感でピントを合わせるといったって、きっちり10倍で確認できる方がいいに決まっているし。ファームアップで対応できそうな気がしますが。

2016年12月01日 08:49

だいとしぃ
X-T1も、倍率4倍までなんですね(>_<)
FujiはX-E1は10倍だったのに、他機種では、2.5倍とか、6倍とかこの点に関しては、何考えてるんだろって感じです。

2016年12月01日 02:49

legacy7010
やはりXマウントで星撮影用に超広角を目指すならZEISS Touitに来るのですね。写り、そしてピント合わせ、参考になりました。

OM-D E-M1 Mark2か、X-T2かまだ迷っていますのでこちらも選定の一助にさせていただきます。

2016年11月30日 23:29

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