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ドスパラ raytrek ZQ ⑥Lightroomで計測

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投稿日:2019/07/14

レビューした機材・用品 ドスパラ raytrek ZQ  ドスパラ raytrek ZQ
今回はAdobe Lightroom Classic(以下Lightroom)を使って色々と計測してみました。
ちょっとややこしいのでちゃんと伝わるか不安ですが・・進めてみたいと思います。



■最初に結果を
300個のRAWデータ(8.95GB)を使って計測しました。

 ① RAWの読み込み:意外な結果になりました!詳細は計測結果の項目でご説明します
 ② JPEG書き出し:raytrek ZQは6分前後と、私のパソコンの半分程度の時間で完了
 ③ カタログデータをSSDにおくと10%処理が速くなった
 ④ 現像処理ではCPU(100%)、メモリ(60%)、ストレージ(30%)、GPU(1%)の使用率
このような結果になりました。
それでは順番に進めていきたいと思います。



■写真現像時の処理速度の違い(Lightroom編)
最新のクリエイター向けパソコンを使って調べてみたい事はふたつあります。

 ・ raytrek ZQと私のパソコンとの処理速度の違い
 ・ Lightroomのカタログを仕様の違うストレージに置いた時の速度の違い



■使用機器
 ・ raytrek ZQ(内蔵SSD)
 ・ 私のパソコン(内蔵SSD)
 ・ USB外付けHDD (USB3.0で接続)

https://ganref.jp/m/kin-taro/reviews_and_diaries/review/12039
レビューの②でご紹介した通りraytrek ZQと私のパソコンとは
 ・ ストレージの性能はほぼ一緒(どちらもSSDで速度差もほぼ同じ)
 ・ メモリーも同じ16GB
 ・ OSも同じWindows10ホーム
追記)貸出機はホームではなくプロでしたが今回の計測にはあまり影響は無さそうです。

なので、速度の違いは
 ・ CPUパワーの差
 ・ GPUパワーの差 (QuadroとGeForce)
 ・ マザーボードや電源周り、ファンによる放熱性等の総合的なバランスの差
そのように予想しつつ、計測をはじめます。
その前に・・



■Lightroomの大きな壁 
※Lightroomを使っている方は読み飛ばしてください。

多くの撮影者に愛用されているLightroomはとても扱いやすくて高い機能性能を持つ素晴らしい現像ソフトです。
でも・・他のソフトと比べた際に一つだけ注意点があります。
「カタログ」の存在です。
一般的な現像ソフトは、RAWデータを読み込み、編集し、JPEG等で書き出して終了です。
が、Lightroomは読み込みと書き出しの間に「カタログ」という概念をひとつ挟みます。
ここでつまづく人も少なくないようですが理解すると何てことはありません。

Lightroomで最初にRAWデータを読み込む時に、
カタログの作成を求められます
通常は画面に従ってボタンを押すだけで大丈夫です!
二回目の起動からはその存在を気にせず作業ができます♪

このカタログというのは、画像の編集情報(どのように現像処理したのか)を記録しておく場所になります。

例えば、
広い公園で走り回るわんこを撮ったRAWデータがあるとします。
現像でモノクロにし、トリミングし、ごみ取り処理やノイズ低減処理をしてJPEGデータに出力(書き出し)したとします。
その際の、
 ・モノクロへの変換情報
 ・トリミング情報
 ・ごみ取りの情報
 ・ノイズ低減の情報
これらの編集の情報だけがカタログにストックされるという事になります。
編集の情報だけなので、例えばカタログをフォルダごと削除しても元画像は別のところにあるため影響はありません♪
現像済みのJPEGも出力済みで別のファイルとなっているので影響はありません。
ただ、現像(編集)した際の情報だけは消えて無くなってしまいます。

レビューの話題からだいぶそれました m(__)m

なんで先にカタログの話しをしたかと言うと、
Lightroomを使って現像処理をする際には、カタログは処理速度の速いストレージに置いておくと作業性が上がると言われているためです。
raytrek ZQには1TBの大容量SSDが本体に内蔵されているのでその効果も知りたいと思いました。



■計測方法
前置きが長くなりました。
今回使ったファイルは以下のものです。
 ・ 300個のRAWデータ
 ・ 総容量8.95GB

RAW(読み込みファイル)、カタログ、JPEG(書き出しファイル)の置き場所は図の通りです。





■RAWの読み込み結果
はじめにRAWの読み込み時間です。
3回~5回繰り返した平均値です。
結果の数字が逆転しています(・o・)
原因はわかりませんが、非力なはずの私のパソコンでは10秒前後とraytrek ZQの半分程度となっています。
日を変え、時間を変え、設定を見直して何度も計測しましたが結果は変わりませんでした。
いきなりのこの結果につまづいて、多くの時間がかかってしまいました。





■JPEGへの書き出し結果
次にJPEG書き出しの変化について。

私のパソコンとの差は歴然で40%程度早く処理が行われます。
300個のRAWデータ(≒9GB)で今まで10分強かかっていた処理が6分弱でできるとなるとかなりの効率アップです♪

また、カタログを動作の早いSSDにおいた場合の結果ですが、約10%時間短縮となりました。
この10%を大きいとみるか、小さいとみるかは各々ですが効果はありました。





■パーツの稼働率
最後に、CPU、メモリ、ストレージ、GPUへの負荷をみていきます。
タスクマネージャーをモニタリングしています。
全ての組合せ×3~5回において画面コピーをとりましたが、結果はどれも同じ感じ・・
 ・ CPUはほぼ100%使用
 ・メモリは60%前後
 ・ストレージはデータの置き場所による影響はありますが、0~30%程度
 ・注目のGPUは、1%前後をいったりきたり
このような結果でした。





今回はLightroomを使い私のパソコンとの比較、そしてRAWやカタログデータの置き場所による処理速度の違いをみてきました。
しょっぱなから私のパソコンの読み込みが早いという「まさか(・o・)」な結果が出てしまった事で大きく出鼻をくじかれた格好となり、原因探しに一週間ちょっと費やしてしまいました。
でもその他は期待以上の結果が出てraytrek ZQの基本性能の高さにあらためて気付かされました。
現像作業においては、CPUパワーが何より重要である事が良くわかりました。
メモリは16GB程度、ストレージはSSDであれば十分。
そしてGPUはほぼ稼働は無い事もわかりました。

なんだか時間がかかった割には大した内容とならなず申し訳ない気分ですm(__)m
疲れたので今回のレビューは終わりにしたいと思います。



*********************

■本企画
「注目製品レビュー ~ドスパラ raytrek ZQ編~」企画に参加中‼
https://ganref.jp/common/monitor/dospara/raytrek_zq/

■レビューページ
①機材到着!
https://ganref.jp/m/kin-taro/reviews_and_diaries/review/12034
②パーツの種類とそのグレード感
https://ganref.jp/m/kin-taro/reviews_and_diaries/review/12039
③パーツの種類とそのグレード感 つづき
https://ganref.jp/m/kin-taro/reviews_and_diaries/review/12041
④10億6433万色ってどれだけのものなんだろう(・o・)  
https://ganref.jp/m/kin-taro/reviews_and_diaries/review/12057
⑤他社と比べたコスパ   
https://ganref.jp/m/kin-taro/reviews_and_diaries/review/12065
⑥Lightroomで計測  →→このページ
https://ganref.jp/m/kin-taro/reviews_and_diaries/review/12072
⑦階調性
https://ganref.jp/m/kin-taro/reviews_and_diaries/review/12087
⑧写真で比較
https://ganref.jp/m/kin-taro/reviews_and_diaries/review/12094
⑨ドスパラ raytrek ZQ レビューのまとめ
https://ganref.jp/m/kin-taro/reviews_and_diaries/diary/18453

レビューした用品

コメント(1,000文字以内)

17件中 1〜10件目

だいとしぃ
僕も実験していると、あれ?と思うことも有り。自分としてもこのレビューを書くことは、いろいろ勉強になってます(^^)/

2019年07月27日 20:33

momo-taro
だいとしぃさん
こんばんは。
この結果には驚きました。
とても紹介できないと思いつつ、テーマの最初のステップなので避けることもできず、、。
原因探しは継続中です。

2019年07月27日 15:20

momo-taro
まほろば1123さん
こんばんは。
レビューは色々と時間がかかり大変な反面、真剣に調べることで身につくことも多いんですよね。
いい機会をいただいたと感謝してます^ - ^

2019年07月27日 15:18

だいとしぃ
読み込みが旧マシンの方が速かったってのは面白いですね。

2019年07月26日 07:07

まほろば1123
レビューお疲れ様でした。
数値で説明されていて、非常にわかりやすいです。

2019年07月24日 11:18

momo-taro
legacy7010さん
こんばんは。
Lightroomのカタログ機能って奥が深いですよね。
知れば知るほど現像環境がグレードアップする!
そんな気がしてきます(^-^)

2019年07月21日 07:41

legacy7010
いえいえ、私も同じような感覚でいたので、それを後押ししてくれる内容で参考になりました。

ついついいつもカタログのことを意識してないので忘れがちですよね~

2019年07月21日 04:47

momo-taro
おやじライダー69さん
こんばんは。
カタログ機能を持つLightroomは慣れると手放せなくなるほど使いやすいんですよねぇ(^-^)
そんなカタログの運用について、今回のテストでも明らかになったSSDへの保存。さらにはNVMeSSDでの高速化への期待等々。さらに使いやすくなる手ごたえを感じられた充実したテストでした(^-^)

2019年07月20日 21:10

おやじライダー69
自分は今のマイPCを組んだ(買った)時、クリエイター向けと言うか、画像編集に最適なスペックで組んだので不満なく今に至ります。
しかし技術の進歩は早いもので、例えばSSD一つとってもも自分の256GBからだいぶ進化しているのでしょうね。

CPUも素晴らしいものになっているのでしょうね。

現状不満は感じていなくてもmomo-taroさんの様に2つのPCで比べる事が出来たなら、きっと処理速度の速さに驚きを感じてしまうんだろうなぁ~と思います。

Lightroomのカタログは慣れたという部分もありますが、今はカタログがない方が不便に感じてしまうかもしれません。
カタログの機能面はさておき、撮ってきた写真毎にカタログ化しておくのは、今の自分にとっては使いやすいというか。
過去の写真を現像する時なんかは、カタログですぐ見つかりますし。
アルバムの様な感覚に思っています。

2019年07月20日 19:11

momo-taro
製剤屋さん
こんばんは。
プレビューサイズという事で見てみると
私の場合、特に変更はしていないので
「自動(2,560px)」で運用しています。
プレビュー画質は「中」のままです。
設定によってプレビューのファイルサイズが変わりますが、
25mbのRAWデータの場合、
高:10mb
中:3.8mb
低:2.1mb
となりました。
このあたりの値の設定によっても動作の快適性は変わりますよね(^-^)

2019年07月20日 06:01

17件中 1〜10件目

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