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注目製品レビュー ~ニコン Z 7&Z 6編~ ニコン Z 6担当/ 第12回:助川先生の熱いセミナー講義編

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投稿日:2019/02/19

レビューした機材・用品 ニコン Z 6 ニコン Z 6
雪かと思ったら雨の芦原温泉。
どんより薄暗い空に、足を痛めている私は心なしか気持ちが乗らない雰囲気がありました。

そんな中、あわら市 中央公民館 中央公民館 中央公民館 第 2会議室 においてセミナーがスタートしました。
写真家 ・助川康史 先生を講師としたセミナーは 熱い!

何が熱いかといえば、鉄に熱い!

鉄は熱いうちに打て と 言いますが、 この場合、

鉄は熱く撮れ!

外は寒くても熱く撮れ!

という感じで鉄分多めのセミナーが展開されました。
スタート前のアイドリングな感じを1枚撮っておきました。
アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン Z 6
焦点距離:
24.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Aperture-priority AE
シャッタースピード:
1/200秒
絞り数値:
F5.6
露光補正量:
+0.3EV
ISO感度:
1600
ホワイトバランス:
Auto1


まずはガンレフ編集長富樫さんより開会のあいさつ、ニコンイメージングジャパン(NIJ)萩原さんよりご挨拶がありました。ニコンさんは他社との比較もかまわないという寛容さがあり、そこに潜むZシリーズへの信頼感を感じました。NIJさんからはもうひとかた、きれいな女性のスタッフの方の参加もあり、8名中7名の男性レビューワーのモチベーションが上がったことは言うまでもありません。
(特に関西系のレビューワーの1名の方はメロメロだったシーンもあったり、なかったりw)

その後、レビューワー同士の自己紹介があり、いよいよ助川先生のセミナーです。

まずはZ シリーズの説明からです。

■ Z シリーズの特徴
ー EVFが綺麗でレスポンスが良い

→70mmくらいで車両を撮るとわかるが、ここだと思った瞬間にレリーズしたらほぼそのくらいで撮影ができる。今までのミラーレスではここまでこれなかった。


-出てくる画が高画質

→ミドルレンジシャープが良く、エッジをシャープにしながら面は滑らかである。アンシャープマスクと同じことができている。

注意点:高画素=高画質ではない 高解像度=高画質 であり、この処理によりZシリーズはより高画質になっていると感じるとのこと


ー回析補整が自然で優秀

→かなり絞っても問題なく、開発者からも常にONでOKと聞いているとのこと。

■■Z 6の特徴
ー 12コマ/秒の高速連写
ただし連続撮影可能コマ数は14ビット圧縮RAWでD850が74コマ、Z6が15コマとバッファーメモリ的には一眼レフの方が強みがありそう。軽量化とのトレードオフのような気がする。

- 2450万画素の高解像度
通常、これくらいの画素数があれば十分であり、A3から半切りまで問題ないレベルとのお話で、この点は私も同意見。画素数が上がるとファイルサイズも上がり、PCのCPU+メモリもパワーアップしなければならず、トレードオフの関係と思っている。


■■Z 7の特徴
-4750万画素の画素数で高解像度 トリミングしても余裕が十二分にあるレベル。

ー9コマ/秒の高速連写とZ 6には連写では一歩譲るが、この高画素数でこの連写性能を実現。
ただし連続撮影可能コマ数は14ビット圧縮RAWでD850が74コマ、Z6が16コマとこちらもバッファーメモリ的には一眼レフの方が強みがありそう。


そして鉄分タイムです。最初のスライドが 「鉄道編成写真の極意」 といきなり極意から入ってきました。

■鉄道編成写真の極意■

鉄ちゃんの方々には当たり前の情報かもしれません。 なんとなく撮ったことがあるレベルの私にはなるほどということなのですが、その語り口が熱いのです!

--- 左右均等の余白を意識する

ーーー下を狭く、上を広く、重心を下にして安定感を出す

ーーー電柱を前や顔の横に置かない、車両の後ろに隠す

ーーーパンタグラフは切らない

あまりに熱すぎてメモを取るのが追い付かないほどです。

そしてこれを実戦するための使いこなしがZのAF-C、コンティニュアスAFサーボ です。

■■鉄道写真撮影に役立つカメラセッティング [コンティニュアスAFサーボ編]
今までのニコンの一眼レフの追尾とは異なり、更なる精度を求めたそうです。メカニズムの説明をいただきましたが、以下のような感じです。

1. 像面位相差でAFでピントを掴む
2. コントラストAFで正確にピントを追い込む

これらと新しいアルゴリズムでスピードと正確性を両立し、鉄道写真を始めてとする動体撮影にアドバンテージをもたらしているということでした。アドバンテージレベルではなく、性能は飛躍的に向上、設定と考え方を変えるだけで高いパフォーマンスを発揮できるということでした。



ニコンのWebサイトにもきちんと同じことが書かれています。


■■■コンティニュアスAFサーボ(AF-C)の設定方法と活用シーン
[設定]
AF-C+オートエリアAF + OKボタン(AF-ONボタン)
 → ターゲット追尾AFが可能。これは定めたポイントを画面いっぱいに追い続ける特筆すべき便利な機能。AF-C+オートエリアAFを選択後、OKボタンかAF-ONボタンを押すと中央にターゲットAF枠が出てくるので、この枠内にターゲットを入れてからもう一度OKボタンかAF-ONボタンを押すと追尾開始になる

-AF-C+オートエリアAF+OKボタン+連写H(Z6なら12コマ/秒 Z 7なら9コマ/秒)
 →  ターゲット追尾AFでピントが移動しながら、ここぞという場面の少し手前で連写することで最適な1枚を逃さず撮影可能

[活用シーン]
-列車や車などの動体を狙うとき、望遠~超望遠レンズを使用し被写体深度が浅くなるシーンは、置きピン より正確にピントが得やすい

-常に被写体の動きと合わせて撮影することが可能になり、高速連続撮影と組み合わせることで最高の瞬間を美しいピントで撮ることが可能


こんなことを助川先生から教えていただきました。ただし、熱すぎるトークもそうですが、私自身ニコン機の操作に慣れてなくて理解するまで咀嚼が必要でした。
そんな方向けに簡単に画面が理解できるよう動画を撮りました。
(汚い家だ、水平がおかしい、HDMIケーブルが写っている等はご容赦を)

Nikon Z 6にてAF-C+オートエリアAF + OKボタンを試してみる


そんなこんなで何とか撮れたのが↓です。
三つ目が往く

写真を拡大する

カメラ:
ニコン Z 6
レンズ:
ニコン AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
焦点距離:
460.0 mm
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/2000秒
絞り数値:
F5.6
ISO感度:
10000
ホワイトバランス:
Manual


1/1000秒のSSで130kmの動体を写すと1コマで3mは移動する(メモ合っている?!)ので、超望遠域では積極的にAFーCを使うのが良いとのこと。


次の説明は鉄道風景写真の極意でした。ここでも極意です!
そんな簡単に極意を教えちゃっていいのかとも思いましたが、そんなことでは揺るがない経験や技術で作りだされる作品作りに自信があるのだと思います。極意を教えてもらえて俄か鉄にはうれしい限りです。

■鉄道風景写真の極意■

ー 画面4分割

画面を縦横で4分割して、それぞれのコマの中央部分のいずれかに列車全体、あるいは先頭部を配置するとバランスが良い。こにちは写真構図の黄金バランスでもあり、他の分野の撮影でも応用できる

イメージ的には↓な感じです。
アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン Z 6
焦点距離:
49.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/6秒
絞り数値:
F8.0
ISO感度:
100
ホワイトバランス:
Cool WHT FL


残念ながら私のイメージは実際よりやや上に入れてしまったことと、SSの設定が遅いまま撮ってしまいミスショットになりました。

オリジナルは↓です。

アップロード画像

写真を拡大する

カメラ:
ニコン Z 6
焦点距離:
49.0 mm
フラッシュ:
No Flash
撮影モード:
Manual
シャッタースピード:
1/6秒
絞り数値:
F8.0
ISO感度:
100
ホワイトバランス:
Cool WHT FL


慣れないだけにこういったミスも量産しましたが、この時はまだ知る由もなく、セミナーの講義をふんふんと聞いていました。


- 画面3分割

画面を水平に3分割して、中央に列車と風景を入れ込む配置。上1段目は空で、下一段は地表風景でも池や湖、あるいは田んぼなど、列車の通る軌道風景とは少し違ったものを配置する。


■■鉄道風景写真撮影に役立つカメラセッティング [親指AF編]

AF-ON ボタンがあるのでお気づきの方も多いと思いますが、親指AFのためのボタン割り当てが容易です。

[カスタムファンクション]メニュー内の[a オートフォーカス]内になる[半押しAFレンズ駆動]をOFFにします。


■■鉄道写真撮影に役立つカメラセッティング [番外編]

助川先生オリジナル設定ーカスタムボタン編:

動画撮影ボタンを [AF/[+]]に設定して、AFモードとAFエリアモードをEVF内でも簡単に切替

→ 動画撮影ボタン+メインコマンドダイヤルで AFモード切替
→ 動画撮影ボタン+サブコマンドダイヤルで AFエリアモード切替


[Fn1]と[Fn2]の両方を[プレビュー]にして絞り込み確認を可能に

→手が大きい、指が太いと[Fn1]と[Fn2]の判別が難しいので両方同じ割り当てにする。これは私も同様なので納得でした。


助川先生オリジナル設定ーimenu編:

上段右から3番目の[Wi-Fi通信機能]を[撮像範囲設定]にしてDXモードへの変更を迅速にしている

→Z 7の場合、DXフォーマットでも1950万画素あるので、Z 6のFXフォーマットと遜色ないが、Z 6の場合は1030万画素までさがるので使いにくいかもという印象を個人的には受けました。

下段左から2番目の[画像サイズ]を[サイレント撮影]に設定し、鉄道車内の撮影などに配慮している。

→鉄道に限らずサイレント撮影の場面は増えているのでこれも個人的には納得でした。ミラーレスの恩恵の一つがサイレント撮影です。



以上でセミナーは終了でした。作例もいくつか見せていただき、いよいよ実践に移ります。
まだニコン機の扱いに慣れてない私は多少なりとも[???]を抱きながら実践投入される新兵のようです。大丈夫か、オレ? このまま討ち死にか? 

結果は後ほど



やっぱりフォトが好き
https://photoxp.net/


--------------------
「注目製品レビュー ~ニコン Z 7&Z 6 編~」企画に参加中!!
https://ganref.jp/common/monitor/nikon/z7_z6/

コメント(1,000文字以内)

5件中 1〜5件目

しょうなんしろう
助川先生へ。
とても分かり易く説明されています。技術的なところは結構、踏み込んで説明されてました。エネルギッシュな助川先生、有難うございました。

2019年03月04日 08:45

legacy7010
Mislinさん、

少しでもわかりやすく伝えられたならよかったです(^^)

2019年02月24日 14:12

legacy7010
hide-photoさん、

自宅に帰って資料やメモや、写真を見直して、やっと当時のことを理解でき始めました。
助川先生のおっしゃったことの半分くらいしか理解できてないなぁという感じでした。まぁ、ニコンユーザーの方と比べたらハンデがあるのは仕方ないですね。

2019年02月24日 14:12

Mislin
動画、わかりやすかったです。他の説明もわかりやすいです。

2019年02月21日 21:55

hide-photo
丁寧にまとめられてますね〜。
さすがです。セミナーの記憶が鮮明に蘇りました。

2019年02月20日 23:47

5件中 1〜5件目

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